国際サッカー連盟(FIFA)の会長を務めるジャンニ・インファンティーノ氏が、自身の公式Instagramにて、史上初となるワールドカップ出場を決めたカーボベルデ代表を祝福した。

 FIFAワールドカップ26アフリカ予選が13日に行われ、首位で最終節を迎えたカーボベルデ代表はエスワティニ代表と対戦。
勝利した時点で北中米行きの切符を手に入れられるなか、後半開始直後の先制点を皮切りに3得点。このまま3-0で勝利を収め、大本命と目されていたカメルーン代表を抑えて、同国史上初となるワールドカップ出場を決めたのだ。

 イギリスメディア『BBC』によると、大西洋に浮かぶ10の島々からなるカーボベルデの人口は約52万5000人で、これまでに本大会に出場した国のなかにおいて、これは史上2番目に少ない数字とのことだ(1番はアイスランド)。そんな小国の歴史的快挙を受けた、FIFAのインファンティーノ会長は自身の公式Instagramを更新。「歴史的瞬間がカーボベルデに訪れた!!」とした上で、以下のように綴っている。

「初のワールドカップ出場権を獲得し、カナダ、メキシコ、アメリカへの切符を手に入れた。来年開催される史上最大のワールドカップで、君たちの国旗が翻り、国歌が響き渡る。この瞬間を心ゆくまで味わってほしい」

 今大会より出場国が『48』へと拡大されたこともあり、悲願のワールドカップ初出場を果たしたカーボベルデ代表。来夏、北中米の地に乗り込んでくる“アフリカの小国”に注目だ。
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