14日、キリンチャレンジカップ2025で日本はブラジルと対戦。
この試合では佐野海舟とともにダブルボランチの一角で先発出場した鎌田。守備でも激しいチャージを見せるなど、中盤でブラジルと戦っていた。試合を振り返り「2点を入れられて、後半はリスクある守備の仕方をした時に、対人のところで相手を上回れたことは大きな要因かなと思います」とコメント。デュエルの場面でしっかりと戦えたことが勝因の1つだとした。
前半はあまり強度高くいけないシーンもあり、失点した2つのシーンも隙を見せたところをやられてしまった。ただ「そんなにやられている感じはない」と振り返った鎌田。「やりたいことはできていましたけど、結局人数はいるけど横ずれが遅れたり、人数がいるだけで、勿体無い2失点の仕方だと思っていました」と、隙を作ってしまっての失点であり、力負けしていた感覚はなかったという。
劇的な展開で後半に逆転に成功した日本。2022年のカタールW杯のドイツ代表戦やスペイン代表戦を思わせる強豪相手の勝利だが、しっかりと色を出しての勝利となった。
歴史が動いたとはいえあくまでも親善試合。ワールドカップ本番とは異なるのは明らか。鎌田は「もちろん日本としては今日また新しい歴史を作れましたが、そういうところに自分がいられることも凄く嬉しいことですけど、自分たちはまだまだ上を目指しているので、こういったことを当たり前にしなければいけないですし、結果は日本にとって良かったと思います」と、歴史を変えられたものの、まだまだ高みを目指して行くと気を引き締めた。