前半、森保ジャパンはミドルブロックを敷いてブラジル代表の攻撃を受け止めようとしたものの、32分までに2失点。2点ビハインドのままハーフタイムを迎えた。
JFAの公式YouTube『Team Cam』では、ハーフタイム中の選手たちの様子が公開されている。この試合、最終的には森保ジャパンが後半に3点を奪って逆転勝利を収め、14戦目にしてA代表として初めてブラジル代表を撃破するという歴史的快挙を達成したわけだが、2点を追う状況下のロッカールームでは誰一人として下を向く者はいなかった。この試合でキャプテンマークを巻き、52分には逆転劇の狼煙となるゴールを挙げることになるFW南野拓実(モナコ/フランス)は「まだ終わってないから。チャンスある、チャンス」とチームメイトを鼓舞。森保一監督も「もう一回我々が戦うところ、ハードワークするところをしっかり見せる。1点ずつ行くぞ、さあ行こう!」と檄を飛ばした。
南野はハーフタイム終了直前の円陣で「まだ死んでない、このゲーム。1点取ったら絶対変わるから、勝とう。行くぞ!」と、全員の闘志に火をつける言葉を放った。なお、試合前の円陣でも「ただの親善試合じゃなくて、勝ったら歴史を作れるから、全員勝ちにこだわっていこう。

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