浦和レッズに所属する元日本代表FW安部裕葵が、2025明治安田J1リーグ第34節横浜F・マリノス戦で、2023年夏の加入後初となる公式戦出場を果たした。

 現在26歳の安部は2017年に鹿島アントラーズでプロデビューを飾り、2年半で79試合に出場。
2019年6月にはコパ・アメリカでA代表デビューも飾ると、同年7月に世界的名門バルセロナのBチームであるバルセロナ・アトレティックに移籍した。初年度は一定の結果を残したものの、2年目以降は大腿筋やアキレス腱の問題に悩まされ、2021年5月が最後の公式戦出場となっていた。

 2023年夏に加入した浦和でもコンディション維持に苦しんだ安部。サポーターの前で初めてプレーしたのは、加入から1年経った昨年7月31日の『Jリーグインターナショナルシリーズ2024 powered by docomo』でニューカッスル戦だった。

 その後も戦列復帰には程遠い状況だった安部だが、横浜FM戦で加入後初めて公式戦のベンチ入りを果たす。チームは前半だけで4失点と苦しい状況のなか、安部は81分からピッチに送り出され、浦和で待望の公式戦デビューを飾った。
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