プレミアリーグ第8節が18日に行われ、ブライトンとニューカッスルが対戦した。
 
 ファビアン・ヒュルツェラー監督2年目を迎えるブライトンは、今シーズンのリーグ戦でマンチェスター・シティとチェルシーに勝つなど、ビッグクラブ食いを実現。
ここまで勝ち点「9」を獲得し、12位につけている。同様のポイントを稼いでいるニューカッスルは、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)との二足の草鞋で臨むシーズンとなっている。

 日本代表MF三笘薫は第6節チェルシー戦で負傷し、前節ウルヴァーハンプトン戦に続き、今節もメンバー外となった。ブライトンの前線にはダニー・ウェルベックが入り、ジョルジニオ・リュテールがトップ下、ヤンクバ・ミンテが右のアタッカー、ディエゴ・ゴメスは左で起用された。

 徐々にブライトンがボール保持する時間帯が増え始めると、ミンテやリュテールが個人技を生かし、ニューカッスルゴールに迫る。20分にはリュテールの左足からシュートが繰り出されるも、GKニック・ポープが冷静に逃れる。

 すると、41分にブライトンが試合の均衡を崩す。リュテールがハーフライン付近でボールを受けるとドリブルを開始。ウェルベックの動き出しを見逃さず、スルーパスを通すと、ウェルベックはチップキックでゴールに流し込み、ホームチームがスコアを動かす。

 迎えた76分、後半に入り徐々に主導権を握り始めたニューカッスルが同点に追いつく。グラウンダーのクロスに今夏新加入のニック・ウォルトメイドが華麗なバックヒールを沈め、1-1の振り出しに戻す。

 流れがニューカッスルに傾いていたものの、マッツ・ウィーファーがドリブルで持ち運び、ペナルティエリア手前まで侵入。
一度はニューカッスルDFでブロックされるが、そのこぼれ球をウェルベックがダイレクトシュートで決め切り、ブライトンが勝ち越しに成功する。

 その後、ブライトンはニューカッスルの攻勢をしのぎ続け、2-1で勝利を収めた。ブライトンは次戦、25日に敵地でマンチェスター・ユナイテッドと対戦。ニューカッスルは21日にUEFAチャンピオンズリーグでベンフィカと対戦した後、24日にフルアムとの試合を控えている。

【スコア】
ブライトン 2-1 ニューカッスル

【得点者】
1-0 41分 ダニー・ウェルベック(ブライトン)
1-1 76分 ニック・ウォルトメイド(ニューカッスル)
2-1 84分 ダニー・ウェルベック(ブライトン)


【動画】ブライトンの先制点



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