フェルミン・ロペスは21日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第3節のオリンピアコス戦に先発出場すると、7分に先制点を決めたのを皮切りに39分と76分にも追加点を挙げ、フル出場で6-1での大勝に大きく貢献を果たした。
バルセロナの公式サイトによると、フェルミン・ロペスにとってはこれがキャリア初のハットトリックに。また、3得点すべてを利き足ではない左足で決めていた同選手は、2014年11月にリオネル・メッシが右足だけで記録して以来、同じ足だけでハットトリックを達成した選手にもなったという。
さらに、『UEFA.com』によると、22歳163日だったフェルミン・ロペスは、2013年12月にネイマールが当時21歳309日で記録したのに続いて、バルセロナ史上2番目の若さでCLでハットトリックを記録した選手にもなった。なお、3位はメッシの22歳286日となっている。
この試合のプレイヤー・オブ・ザ・マッチ(POTM)に選出されたフェルミン・ロペスは試合後、「重要なのはチームの勝利と、それをどうやって成し遂げたかだ。もし、リオネル・メッシがここにいた時以来、左足でのハットトリックが初めてだとしたら、本当に満足している。得点を決めたことにも、プレイヤー・オブ・ザ・マッチ賞をもらえたことにも満足している」と喜びを語りながら、最も重要なことはチームの勝利であることも強調した。
「もちろん、ケガから復帰してこのようにプレーできたことにも非常に満足している。今のようにすべてがうまくいっている時は最高の気分だけど、何よりも強調したいのは、チームが勝利したことだ。パリ・サンジェルマンに敗れた後、今日勝つことは本当に大事だった。だから、このような形で勝利できたことは大きな意味を持っている」
【動画】フェルミン・ロペスがハットトリックを記録!