名古屋グランパスは24日、同クラブに所属するMF内田宅哉の負傷状況を発表した。

 クラブからの発表によると、内田は9月23日に行われた2025明治安田J1リーグ第31節のアルビレックス新潟戦で負傷したという。
同試合にスタメン出場していた内田は、終盤の89分までプレーしていたものの、接触プレーなどがない場面で、ピッチサイドで腰の付近を抑えて座り込む。プレー続行が不可能となり、DF三國ケネディエブスとの交代でピッチを後にしていた。同試合を最後に、公式戦のピッチには立てていない。

 同試合からおよそ1カ月後、名古屋は内田の負傷状況を報告。レントゲン、CT、MRIによる検査を経て、腰椎分離症と診断された。全治までに要する期間は明かされていない。

 現在27歳の内田はFC東京の育成組織出身で、同クラブでトップチームデビューを飾った後、2022年3月に名古屋への期限付き移籍加入が決まった。翌シーズンも期限付き移籍期間を延長すると、昨年からは完全移籍へ移行。今季からは背番号を「17」に変更し、ここまで行われた2025明治安田J1リーグでは15試合のピッチに立っていた。

 2025明治安田J1リーグで、名古屋は10勝10分14敗を記録し、勝ち点「40」で現在は16位につける。現在、降格圏に沈む18位の横浜FCとは勝ち点差が「8」。名古屋は次節の2025明治安田J1リーグで、25日にガンバ大阪とのホームゲームを控えているが、同試合に勝利した上で、横浜FCが引き分け以下で終えると、その時点で残留が確定する。



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