ボーンマスが群雄割拠のプレミアリーグで2位に浮上した。

 プレミアリーグ第9節が現地時間26日に行われ、ボーンマスは本拠地『バイタリティ・スタジアム』にノッティンガム・フォレストを迎えた。
25分に右CKを獲得すると、マーカス・タヴァーニアーが左足で蹴ったボールが鋭く弧を描いて直接ネットを揺らし、先制に成功。40分にはイーライ・ジュニア・クルーピの低く強烈なミドルシュートがゴール左下隅に突き刺さり、2-0の完封勝利を収めた。

 勝ち点を「18」まで伸ばしたボーンマスは、この日アストン・ヴィラに敗れたマンチェスター・シティを抜き去り2位に浮上。就任2年目のアンドニ・イラオラ監督に率いられたチームは開幕節でリヴァプールに敗れたものの、その後は5勝3分と無敗を維持しており、首位のアーセナルを「4」ポイント差で追っている。

 また、この日の白星は記念すべきクラブのプレミアリーグ通算100勝目に。2015-16シーズンにプレミアリーグに初昇格すると、2019-20シーズンには18位で降格の憂き目に遭ったが、2022-23シーズンより復帰。ここ数年は着々と順位を上げており、昨シーズンは15勝11分12敗という成績を収め、トップハーフの9位でイラオラ体制初年度を終えた。
 
 メモリアルマッチとなったノッティンガム・フォレスト戦についてイラオラ監督は、イギリスメディア『スカイスポーツ』を通じて「素晴らしい勝利だった。特に前半には満足している。非常に力強いスタートを切って、ゴールで違いを生み出すことができた。後半は良いプレーができなかったが、2-0で勝利できたのは我々にとって良いことだった」と振り返っている。

 ボーンマスは11月2日に行われる次節ではマンチェスター・シティとのアウェイ戦に臨む。



【ハイライト動画】衝撃の直接CK弾も! 2発完勝のボーンマスが2位浮上

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