日本代表DF鈴木淳之介(コペンハーゲン)がメディア対応を行い、ガーナ代表戦を振り返った。

 日本代表は14日に行われたキリンチャレンジカップ2025でガーナ代表と対戦。
16分に佐野海舟から南野拓実へとつなぎ先制点を挙げると、60分には堂安律がニアを打ち抜き、追加点を奪取。2-0で勝利を収めた。

 先月行われたブラジル代表との一戦で評価を高めた鈴木淳之介は、この試合でもスターティングメンバー名を連ね、フル出場を果たした。鈴木は「一人ひとりが負けず、しっかりとした意識で守った時により強固なものができた」とコメント。集中力を切らさず無失点で終えた守備陣のパフォーマンスを評価した。

 試合終盤にはポジション1列上げ、左ウイングバックとしてもプレー。「初めての経験」と語りつつ、「いろいろな選手がやっているのを聞いたりしてますし、難しかったですが、さらに良くしていけるかなと思います」と続け、新ポジションでの起用にも前向きな姿勢を示している。

 また日本サッカー協会(JFA)の宮本恒靖会長は試合後、鈴木のパフォーマンスについて「チャンピオンズリーグでプレーしている選手なのでスタンダードが高い」と評価。一方の鈴木は「チャンピオンズリーグに関わらず、自分の中で高い意識を持っているからこそ、こういうプレーができていると思う」と冷静に自己分析した。

 今夏に加入したコペンハーゲンでは、チャンピオンズリーグにも出場。3バックの右センターバックや右サイドバックとしてプレーし、わずか数カ月で多くの経験を吸収して急成長を遂げている。慣れないアフリカ人選手との対戦についても、「地上戦は自分の特徴だと思うので、とにかく負けないようにやっていました」と語った。



【動画】南野拓実の先制点!


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