鹿島アントラーズが9年ぶり9度目となるJ1リーグ優勝に王手をかけた。

 連覇中の王者ヴィッセル神戸らが脱落し、優勝争いは首位鹿島と勝ち点差「1」の2位柏レイソルによる一騎打ちに。
30日に2025明治安田J1リーグ第37節が行われ、鹿島は敵地で東京ヴェルディと、柏は敵地でアルビレックス新潟と対戦した。

 鹿島は敵地で東京Vの連動した守備に苦戦。チャンスよりもピンチの方が多かったが、守護神・早川友基が今日もビッグセーブを披露し、前半はスコアレスで耐えしのぐ。後半も苦しい時間が続いた鹿島だが、74分に松村優太が古巣相手に先制点を記録する。その後もポストに救われるなど運も味方した鹿島が1点を守り抜き、鹿島は1-0で勝利した。

 一方、柏は細谷真大が大一番でハットトリックの活躍を披露。1点を返されたものの、3-1で新潟を撃破した。

 この結果、両者の勝ち点差「1」は変わらず、シャーレの行方は最終節に持ち越しとなった。J1リーグ最終節は12月6日に行われ、鹿島はホームで横浜F・マリノスと、柏はホームでFC町田ゼルビアと対戦する。

 鹿島の優勝条件は以下の通り。

1.鹿島勝利
2.鹿島ドロー、柏ドロー以下
3.鹿島敗戦、柏敗戦

 柏の優勝条件は以下の通り。

1.柏勝利、鹿島ドロー以下
2.柏ドロー、鹿島敗戦(※鹿島が1点差敗戦なら得失点差「+25」で並ぶが、総得点は現時点で柏「59」対鹿島「56」で柏が有利。
鹿島が2点差以上の敗戦なら、得失点差で柏が上回る)


【ゴール動画】鹿島が松村弾で辛勝! 柏はエース細谷がハットトリック!







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