13日、明治安田J1昇格プレーオフ2025の決勝が行われた。2025明治安田J2リーグを3位で終えたジェフユナイテッド千葉と、4位で終えた徳島ヴォルティスが激突したゲームは、FWカルリーニョス・ジュニオの得点により、1-0で千葉が勝利。この結果、千葉の17シーズンぶりとなるJ1復帰が決定。来季はJリーグ発足時から加盟する現存クラブによる“オリジナル10”が、2005シーズン以来21年ぶりにJ1リーグに集結する。
来年の上半期は2026-27シーズンへの移行期に該当する。2月から6月にかけての同期間は、特別大会「明治安田J1百年構想リーグ」、「明治安田J2・J3百年構想リーグ」が開催。同大会は地域リーグラウンド、プレーオフラウンドの2つのラウンドで構成され、引き分けで90分間が終了した場合はPK戦に入る完全決着方式。同大会による昇格・降格はない。
明治安田J1百年構想リーグは、東西10クラブずつに分かれて地域リーグラウンドを戦い、プレーオフラウンドは各グループで同じ順位同士のチームによるホーム&アウェイ方式の順位決定戦となる。なお、優勝クラブには2026-27シーズンのAFCチャンピオンズリーグエリート出場権が与えられる。
2025明治安田J1リーグで降格の憂き目を見たのは、アルビレックス新潟、湘南ベルマーレ、横浜FCの3クラブ。一方で、J1昇格の切符を掴み取ったのは、水戸ホーリーホック、V・ファーレン長崎、そして千葉の3クラブだ。
現時点で東西地域のグループ分けは公式に発表されていないが、拠点を地図上で東西に分類すると、東地区には鹿島アントラーズ、水戸ホーリーホック、ジェフユナイテッド千葉、柏レイソル、浦和レッズ、FC東京、東京ヴェルディ、FC町田ゼルビア、川崎フロンターレ、横浜F・マリノスが入る見込み。言い換えると、西地区は清水エスパルス、名古屋グランパス、京都サンガF.C.、ガンバ大阪、セレッソ大阪、ヴィッセル神戸、ファジアーノ岡山、サンフレッチェ広島、アビスパ福岡、V・ファーレン長崎の10クラブとなる可能性が高そうだ。
明治安田J1百年構想リーグの地域リーグラウンドのグループ組み合わせは、15日よりJリーグから正式に発表される。同時に、13日時点では来季のJ2とJ3に身を置く全クラブが確定していないものの、明治安田J2・J3百年構想リーグの東地域グループ、西地域グループ、南地域グループ、北地域グループの組み合わせも、15日に発表予定だ。
【動画】J1最後の1枠を勝ち取ったのは千葉!

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