プレミアリーグ第16節が行われ、リヴァプールとブライトンが対戦した。

 リヴァプールは、前節のリーズ戦を引き分けで終えるなど、リーグ戦では直近5試合で1勝のみと厳しい状況に置かれている。
それでも、9日に行われたチャンピオンズリーグ・リーグフェーズ第6節ではインテルに勝利。このいい流れをリーグ戦に持ち込みたいところだった。なお、リーズ戦後の発言で物議を醸したモハメド・サラーはベンチ入りし、遠藤航は足首の負傷によりメンバー外となった。

 一方のブライトンは、敵地『アンフィールド』に乗り込んでの一戦。リーグ戦はここ2試合で1敗1分けとやや調子を落としているが、今後の上位争いへ少しでも多くの勝ち点をつかみたい試合だ。なお、負傷離脱が続いていた三笘薫は、約2カ月半ぶりにベンチ入りを果たした。

 試合は開始すぐの1分に動いた。リヴァプールは敵陣でブライトンのクリアボールを拾うと、ジョー・ゴメスが頭でボックス内にパス。これをウーゴ・エキティケが巧みにトラップし、右足でゴール上にシュートを叩き込んだ。

 幸先よく先制したリヴァプールは、その後も試合の主導権を握っていく。しかし25分、右サイドバック(SB)のJ・ゴメスがプレー続行不可能となるアクシデントがリヴァプールに発生。代わってサラーが途中出場し、右SBにはドミニク・ソボスライが入った。


 1点を追うブライトンはシュートまで持ち込んだ場面はあるものの、得点することはできないまま試合が進んでいく。一方でリヴァプールはボールを支配し、追加点を奪うべく攻勢を強める。しかしスコアは動かず、リヴァプールの2点リードで前半を終えた。

 後半も勢いに乗るリヴァプールは60分、右CKからキッカーのサラーが蹴ったボールをエキティケが頭で合わせ、この試合2得点目を記録。リヴァプールがリードを2点に広げた。

 まず1点を返したいブライトンのファビアン・ヒュルツェラー監督は64分、ブラヤン・グルダとカルロス・バレバを下げ、ヤシン・アヤリと三笘薫を投入。三笘にとって9月27日の第6節チェルシー戦以来の出場となった。

 徐々に攻勢を強めるブライトン。決定機を作りはするものの、最後はリヴァプールが得点を許さない。

 結局、ブライトンは得点を記録できないまま試合が終了。リヴァプールが2-0でブライトンに勝利した。

 次節は20日に行われ、リヴァプールはアウェイでトッテナム・ホットスパーと対戦。
一方のブライトンはホームにサンダーランドを迎える。

【スコア】
リヴァプール 2-0 ブライトン

【得点者】
1-0 1分 ウーゴ・エキティケ(リヴァプール)
2-0 60分 ウーゴ・エキティケ(リヴァプール)


【動画】エキティケが2G&サラーがアシスト! 三笘薫も復帰果たす








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