リヴァプールに所属するエジプト代表FWモハメド・サラーが、新たな記録を樹立した。プレミアリーグ公式サイトが伝えている。


 プレミアリーグ第16節が13日に行われ、リヴァプールはブライトンと対戦。試合開始早々にウーゴ・エキティケが先制点を決めると、60分にもコーナーキック(CK)からエキティケが頭で合わせて、2-0でリヴァプールがリーグ戦3試合ぶりの勝利を収めた。

 6日に行われた第15節のリーズ戦(△3-3)後に3試合連続ベンチスタートとなった不満を露わにしたサラーは、9日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第6節のインテル戦(◯1-0)は招集外となっていたが、アルネ・スロット監督との話し合いの末に、ブライトン戦では招集メンバーに復帰。ベンチスタートとなったが、26分に急遽出場を果たし、CKのキッカーを務めてチームの2点目を演出するなど、勝利に貢献した。

 これによって、リヴァプールでのプレミアリーグにおける得点関与数が「277(188ゴール、89アシスト)」となったサラーは、ウェイン・ルーニー氏がマンチェスター・ユナイテッドで記録した「276」という記録を上回り、単一クラブでの得点関与数で歴代最多記録を樹立した。

 なお、2014年1月から2015年2月まではチェルシーに在籍していたサラーは同クラブ所属時と合わせて、プレミアリーグにおける通算の得点関与数は「280」となり、フランク・ランパード氏の「279」を上回り、アラン・シアラー氏の「324」、ルーニー氏の「311」に次いで、同リーグ史上歴代3位に浮上したことも明らかになっている。

 また、これで『アンフィールド』でのプレミアリーグの試合では155試合に出場して151得点に関与(107ゴール、44アシスト)しているサラーは、『ハイベリー』でのアーセナルのティエリ・アンリ氏(114ゴール、37アシスト)、『オールド・トラッフォード』でのマンチェスター・ユナイテッドのルーニー氏と並んで、プレミアリーグの単一スタジアムにおける得点関与数でも歴代最多タイとなったことが伝えられている。


【ハイライト動画】サラーがCKからアシストを記録!

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