欧州王者と南米王者が対戦する“フィナリッシマ”は2026年3月27日に開催されるようだ。16日、スペイン『アス』が報じている。


 UEFA(欧州サッカー連盟)とCONMEBOL(南米サッカー連盟)の共催によって設立された“フィナリッシマ”。記念すべき第1回大会は2022年6月にイングランドの聖地ウェンブリー・スタジアムで行われ、EURO2020を制したイタリア代表とコパ・アメリカ2021の覇者であるアルゼンチン代表が対戦し、3-0でアルゼンチン代表が勝利を収めた。

 そして、第2回大会はEURO2024で優勝に輝いたスペイン代表とコパ・アメリカで連覇を果たしたアルゼンチン代表の対戦が決まっていたが、スケジュール面など、様々な状況が重なり、開催されていなかった。

 スペイン『マルカ』は10月中旬に「2026年3月にドーハでの開催が有力となった」と伝えていたが、『アス』も「南米王者アルゼンチンと欧州王者スペインの一戦は3月27日にドーハで開催される」とし、「開催の決定を遅らせていたアルゼンチンサッカー協会(AFA)が最終承認を下した」と今回報じている。

 さらに、同メディアは「12月18日に建国を記念日を迎えるカタールは、今週中に盛大に発表したい考えを持っている」との見解も示した。

 なお、スペイン代表とアルゼンチン代表は来年3月の代表ウィークの2試合をドーハで行うようで、“フィナリッシマ”後は、スペイン代表がエジプト代表と、アルゼンチン代表がカタール代表と親善試合を行う予定となっている。
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