Jリーグは19日、同日に行われた臨時理事会において、野々村芳和チェアマンの再任内定を了承したことを発表した。2026年3月24日に開催予定の定時社員総会および同日の臨時理事会決議をもって正式に決定する。


 臨時理事会の会見で野々村チェアマンは「ここまで4シーズンやってきて、少しづつ成長できたというのは、リーグ・クラブだけなく皆様を含めたいろいろな人たちの力を借りて実現できた成果だと思っています」と謝辞を述べつつ、「特に露出というか、マーケティングの部分に投資をして、良い循環に入ってきているのではないかと思っています」と、ここまでを振り返った。

 また、再任の場合、チェアマンとして3期目を迎えることになるが、「積み上げていくことももちろんですが、見ないといけない先が世界のトップということを考えると、非連続にどう成長していくかということにも、もっと具体的に取り組んでいかないといけない」と述べ、「新しい発想での取り組みを、これから何ができるかということを、自分の役割として次のシーズンやっていきたい」との決意を口にした。

 なお、選任された場合の任期は2026年3月24日から2027年9月開催予定の定時社員総会終結時までとなる。 
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