オリンピアコスは22日、ホセ・ルイス・メンディリバル監督との契約延長を発表した。なお、ギリシャメディア『Macedonian Press Agency』によると、期間は2027年夏までとのことだ。


 バスクの老将は、ギリシャでの旅を続ける。1961年3月14日生まれのメンディリバル氏は現在64歳。バスク最大のクラブであるアスレティック・ビルバオの育成年代で経験を積んだ後、これまでに、MF乾貴士らを指導したエイバルやオサスナなどの国内複数クラブの監督を歴任。とりわけ、2023年2月に就任したセビージャでは、クライシスに陥ったチームを立て直しただけでなく、ヨーロッパリーグ優勝にまで導くほどの手腕を発揮した。また、「スモールクラブで仕事を頑張る監督への賞」と決勝戦を前に語ったように、メンディリバル氏本人とっては、同大会が欧州デビューだったのだ。

 そして2024年2月にオリンピアコスの監督に途中就任すると、今度はヨーロッパカンファレンスリーグ優勝を達成。自身としては、2シーズン連続での欧州大会を制した指揮官となった。さらに翌2024-25シーズンは、ギリシャ・スーパーリーグと国内カップ戦の“2冠”を成し遂げ、クラブ創設100周年のメモリアルイヤーに華を添える成績を残した。今シーズンは、チャンピオンズリーグを戦うとともに、リーグ戦第15節終了時点で首位と1ポイント差の2位につけている。


【契約延長】これまでに3タイトル獲得のメンディリバル監督




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