1992-93シーズン以来の優勝に向け、ブライトンを下して4回戦を突破したアーセナル。
試合は立ち上がりからアーセナルが主導権を掌握。こう着状態が続くなか、25分にアーセナルが決定機を作り出す。ポゼッションで相手を押し込みつつ、マイルズ・ルイス・スケリーが左サイドに張るガブリエウ・マルティネッリへ配球。カットインからボックス右角でクロスを送ると、ゴール前で待つガブリエウ・ジェズスがヘディング。GKに弾かれたボールをエベレチ・エゼが詰めるが、カバーに入ったタイリック・ミッチェルにブロックされた。
攻勢を強めるアーセナルは、40分に敵陣内でクリスタル・パレスのカウンターをカット。ウィリアン・サリバが左サイドに散らすと、マルティネッリがドリブルでペナルティエリア内に侵入する。ポケットに走り込んだルイス・スケリーへとパスが繋がり、左足でクロスを供給。
43分には再びマルティネッリが鋭いドリブルで左サイドを突破。深い位置まで運びながらクロスを送るが、ユリエン・ティンバーのヘディングは枠の上に外れてしまう。一方のクリスタル・パレスも、守備に人数をかけながら攻撃を凌ぐものの、シュート本数では12対2と大きく下回りながらハーフタイムに突入した。
クリスタル・パレスのオリヴァー・グラスナー監督は、後半頭からナサニエル・クラインとジャスティン・デヴェニーを投入。前半に比べて守備ラインを高くし、ゲームのリズムを掴み直す。対するアーセナルのミケル・アルテタ監督も、59分にレアンドロ・トロサール、67分にブカヨ・サカとマルティン・ウーデゴールを交代で送り込む。70分にはウーデゴールのクロスをジェズスがヘディングで合わせるなど、攻撃の色を変化させていく。
すると、80分にアーセナルが均衡を破る。右サイドでコーナーキックを獲得し、サカが左足でクロスを供給。インスイングのボールはファーに向かい、飛び込んできたリッカルド・カラフィオーリがヘディングする。ボールは相手にブロックされるが、ゴール前での混戦からティンバーがシュート。
だが、ゲームはこのまま終わらない。90+5分にクリスタル・パレスが敵陣左サイドでフリーキックをゲット。キッカーを務めたアダム・ウォートンが時間をかけながらボールをセットし、左足でボックス内にクロスを送る。ファーで待つジェフェルソン・レルマが頭で折り返し、最後はマルク・グエイのシュートで同点に追いついた。
90分間の激闘は1-1で終了し、勝負はPK戦に突入。アーセナルは8人連続でキックを沈めたが、後攻のクリスタル・パレスは8人目のマクサンス・ラクロワがGKケパ・アリサバラガにストップされる。これにより、アーセナルが準々決勝を突破した。準決勝・ファーストレグは来年1月14日に行われ、アーセナルはチェルシーと対戦する。
【スコア】
アーセナル 1-1(PK:8-7) クリスタル・パレス
【得点者】
1-0 80分 オウンゴール(アーセナル)
1-1 90+5分 マルク・グエイ(クリスタル・パレス)
【動画】得意のセットプレーでアーセナルが先制!

![ワールドサッカーダイジェスト 2024年 9/19 号 [雑誌]](https://m.media-amazon.com/images/I/61iNZutK1hL._SL500_.jpg)




![[ミズノ] フットサルシューズ モナルシーダ NEO SALA CLUB IN ホワイト/レッド 26.5 cm 3E](https://m.media-amazon.com/images/I/51KyBx5v2JL._SL500_.jpg)

![[ミズノ] フットサルシューズ モレリア TF ブラック/ホワイト 26.5 cm 2E](https://m.media-amazon.com/images/I/41P+itybOvL._SL500_.jpg)


