ヴィッセル神戸は17日、FW宮代大聖がラ・リーガ2部(スペイン2部)のラス・パルマスへ期限付き移籍することを発表した。期限付き移籍期間は2026年6月30日までとなり、契約には完全買い取りオプションも付随することが明かされている。


 宮代は2000年5月26日生まれの現在25歳。川崎フロンターレの育成組織出身で、2018年にはクラブ史上初となる高校3年生でのプロ契約を締結した。レノファ山口FC徳島ヴォルティスサガン鳥栖への期限付き移籍も経験し、“武者修行”から川崎Fへ戻ってきた2023シーズンは、明治安田J1リーグで30試合出場8得点を記録。天皇杯JFA第103回全日本サッカー選手権大会でも5試合出場2ゴールをマークし、川崎Fの優勝に貢献した。

 2024年からは神戸へ活躍の場を移すと、明治安田J1リーグで32試合に出場して11得点を挙げ、神戸のJ1リーグ2連覇に大きく貢献。天皇杯JFA第104回全日本サッカー選手権大会では、ファイナルのガンバ大阪戦で決勝ゴールを奪い、神戸に5年ぶりとなる同タイトルをもたらした。2025明治安田J1リーグでは34試合出場11得点をマークし、2シーズン連続のリーグ戦二桁得点を記録。2年連続でJリーグの優秀選手賞に選出されただけでなく、昨年7月には東アジアE-1サッカー選手権2025決勝大会に臨む日本代表に選出され、2試合のピッチに立った。

 充実の2年間を終え、活躍の場をスペインへ移すことが決まった宮代は、神戸を通して次のようにコメントを発表。感謝の言葉を述べるとともに、新天地での飛躍を誓った。

「三木谷会長をはじめ、ヴィッセル神戸に関わるすべての皆さまに、心から感謝をお伝えしたいです。ヴィッセル神戸で得たすべての経験と想いを胸に、さらに成長した姿をお見せできる様に自分らしく挑戦し続けます」

 宮代の新天地となるラス・パルマスは、スペインのカナリア諸島を本拠とするクラブ。
現在はセグンダ(2部)に身を置いているが、過去には通算36シーズンをプリメーラ(1部)で戦っていた。直近では2023-24シーズンからの2年間、プリメーラに在籍。昨季のラ・リーガを19位で終えたことで、降格が決まっていた。

 今季のラ・リーガ2部第21節終了時点では、10勝8分3敗の成績で勝ち点「38」を積み上げ、自動昇格圏内の2位につけている。首位のラシン・サンタンデールとは同じ勝ち点で並んでおり、1年でのプリメーラ復帰を狙えるチーム状況だ。

 なお、ラス・パルマスは2007-08シーズンに福田健二氏が在籍していたことでも知られる。クラブにとって、宮代は歴代2人目の日本人選手となる。


【動画】宮代大聖、2025シーズンのプレー集/h4>



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