ヴェダト・ムリキとのホットラインで猛威を与えた、“韓国の至宝”のラ・リーガ復帰は、少なくとも「夏までお預けの夢」となったようだ。今冬に、MFコナー・ギャラガーやFWジャコモ・ラスパドーリら4選手が退団したアトレティコは当然、新戦力の獲得に乗り出しており、そのターゲットのひとりがイ・ガンインだった。そして、昨年10月にSD(スポーツダイレクター)に就任したマテウ・アレマニー氏は、かつてバレンシアで、当時17歳の同選手とのプロ契約締結に大きく寄与した人物であり、本人も前向きな考えであることが取り沙汰されていた。
しかし、スペイン紙『マルカ』によると、パリ・サンジェルマンがこの扉を完全に閉したとのこと。チームを率いるルイス・エンリケ監督は、依然として貴重な戦力とみなしており、交渉の許可さえも与えていないという。「完全に門前払いとなった」と綴っているように、アトレティコが今冬に獲得する手段はなくなったのだ。加えて、パリ・サンジェルマンが、選手側の意向を汲んだ延長オファー(現行契約は28年夏まで)をする方針で固まりつつあるのを踏まえると、今夏以降も獲得は容易なことでないだろうと予想される、と併せて伝えている。
また『マルカ』によると、アトレティコが中盤におけるターゲットとして狙っていたエデルソンに関しても、アタランタが放出を拒否していることから、獲得を断念。現状、マルク・カサド(バルセロナ)やハビ・ゲラ(バレンシア)といったラ・リーガの有望株の名前も挙がっているが、ウルヴァーハンプトンに所属するジョアン・ゴメスが最有力候補となっていることを明らかにしている。
今冬の移籍市場も閉幕が近づいてきたが、アトレティコ・マドリードは、後半戦に向けたスカッド強化を成し遂げられるのだろうか。アレマニーSDの手腕にも、注目が集まっている。

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