バルセロナに所属するU-18スペイン代表MFドロ・フェルナンデスが、パリ・サンジェルマン(PSG)への移籍に迫っているようだ。25日、『マルカ』や『アス』など複数のスペインメディアが伝えている。


 ドロは2008年1月12日生まれの現在18歳。スペイン人の父とフィリピン人の母の間に生まれ、2022年夏にバルセロナのカンテラに入団した。バルセロナ・アトレティック(Bチーム)を主戦場に活躍すると、昨年9月に「17歳8カ月16日」でトップチームデビューを飾り、ここまで公式戦通算5試合に出場している。

 バルセロナでの将来を嘱望されていたドロだが、PSGへの移籍が秒読み段階となっているようだ。報道によると、両クラブは数日間に渡る交渉の末、18歳の“逸材”の移籍に関して合意に達したとのこと。PSGは契約解除金の600万ユーロ(約11億円)を上回る金額をバルセロナに支払うようだ。移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏も、移籍成立が決定的となった際に用いる「here we go!」とともに、契約は完了したと伝えている。

 代理人であるイバン・デ・ラ・ペーニャ氏は数日前にドロの移籍希望を通達したが、この知らせはバルセロナ側を深く落胆させた模様。昨年夏のアジア遠征に帯同させ、トップチームでの出場機会も与えるなど、ドロに特別な愛情を抱いていたハンジ・フリック監督も衝撃も衝撃を受け、すぐさま同選手をトップチームの活動から除外したと報じられている。そのため、ドロはここ数日間に渡って単独でトレーニングに励んでいたようだ。

 また、ロマーノ氏によると、バルセロナのジョアン・ラポルタ会長は、ドロがPSG移籍に迫っていることについて「ドロの決断は私を驚かせた。18歳になった時に契約延長で合意していたが、その後、彼の代理人が最終的に考えを変えたと言ってきた。
不快な状況だった」とコメントしているという。

 なお、ドロが移籍を決断した背景には、バルセロナのトップチームで継続的な出場機会を得られていない現状や、ルイス・エンリケ監督がPSGを率いていることなどがあると報じられている。
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