ユヴェントスは25日、セリエA第22節でナポリを3-0で破った。試合後、ユヴェントスを率いるルチアーノ・スパレッティ監督が同クラブのトルコ代表FWケナン・ユルディズを称賛するとともに、今冬のストライカー補強について語った。


 トップ4入りへ上位陣との勝ち点差を縮めたいユヴェントスと、優勝争いについていくために負けられないナポリのゲームは22分、ボックス内でイタリア代表MFマヌエル・ロカテッリからの浮き球パスを収めたカナダ代表FWジョナサン・デイヴィッドの得点で、ユヴェントスが先手を取る。終盤に入った77分には相手のミスからユルディズが追加点。86分にはセルビア代表MFフィリップ・コスティッチが豪快なミドルシュートを突き刺し、終わってみれば3-0でユヴェントスが快勝を収めていた。

 試合後、スパレッティ監督は『DAZN』を通して、「ユルディズはストライカーとしてプレーし、得点を挙げた。彼はエイリアンだよ。並のサッカー選手ではない」との言葉で、背番号10を称賛。「彼だって時には失敗をする。まるで、普通の人間に馴染もうとしているかのようにね。けれども、彼が普通になるのは無理だよ。並のサッカー選手にはなれないんだ」と、“ビアンコネロ”の若きエースを称えた。

 一方で、スパレッティ監督はストライカー補強の重要性も主張。同試合では、デイヴィッドがセリエAで2試合ぶりの今季4点目を奪っただけでなく、終盤から最前線にポジションを移したユルディズも活躍したが、スパレッティ監督は対戦相手のデンマーク代表FWラスムス・ホイルンドの名前を挙げながら、次のような言葉でセンターフォワード(CF)の新戦力が必要だと語った。


「ホイルンドのようなストライカーは中盤に下がってボールを受け、そこにボールを叩き、プレーを進めることができる。我々にはそんなタイプの選手が欠けているんだ。さらに言えば、センターバックとぶつかり合える選手が必要だ」

「デイヴィッドの得点力は申し分ない。確かに力強い選手だが、これらの役割を得意としている選手ではない。今の我々が求めているのは、ゴールを奪う選手ではなく、これらの役割を担えるストライカーだ。ただし、仮にチームが無失点に抑えるゲームを続け、今のようにデイヴィッドがゴール前で迫力を見せて得点を重ねられるならば、我々はなんとか息ができるだろう」

 ユヴェントスは今冬、フェネルバフチェに所属するモロッコ代表FWユセフ・エン・ネシリの獲得に近づいていると報じられていたが、同試合の前には、戦略ディレクターを務めるジョルジョ・キエッリーニ氏が、エン・ネシリの移籍が破談に終わったと認めていた。ここから、ユヴェントスは新たなストライカーの獲得に動くのか。それとも、現有戦力で戦い抜くのか。今後の動向にも注目が集まる。


【ハイライト動画】ユーヴェはナポリに3発快勝



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