ロサリオ・セントラル(アルゼンチン1部)に所属する元アルゼンチン代表FWアンヘル・ディ・マリアが、かつて在籍したレアル・マドリードからの退団を振り返った。27日、スペイン紙『アス』がコメントを伝えている。


 現在37歳のディ・マリアは、母国アルゼンチンのロサリオ・セントラルでキャリアをスタート。2007年夏にベンフィカへ移籍すると、2010年夏にはレアル・マドリードに完全移籍を果たした。在籍した約4シーズンで公式戦通算190試合に出場し、36ゴール84アシストを記録するなど数多くのタイトル獲得に貢献。その後は、マンチェスター・ユナイテッド、パリ・サンジェルマン(PSG)、ユヴェントス、ベンフィカでプレーし、昨夏に開催されたクラブワールドカップ後にロサリオ・セントラルへ復帰した。

 『アス』のインタビューに応じたディ・マリアは、2014年夏のレアル・マドリード退団を回想。「レアル・マドリードを去ることは辛かったか?」と問われた同選手は、「ああ。なぜなら自分は出て行きたくなかったからだ。クリスティアーノ(・ロナウド)と同じ給料を要求したと言われたが、それは嘘だ」と口に。「バロンドールを何度も獲得している選手と同じ額を求めるなんて、あり得ない」と当時の一部報道を否定している。

 また、「自分はとても幸せだったし、チャンピオンズリーグも制覇した。(カルロ・)アンチェロッティ監督も、僕が去ることを望んでいなかった」と主張。続けて、「それでもハメス(・ロドリゲス)が加入し、移籍市場で放出される対象が自分になってしまった」と新戦力の存在が退団の引き金となったと明かした。


 さらに、「最後の日まで残ろうとしていたし、練習も続けるつもりだった」と述べつつ、「アトレティコ・マドリードとのスーペルコパ第1戦には出場したが、第2戦ではマンチェスター・ユナイテッドとすでに合意に達していたため、メンバーにも入れなかった。そのことは僕には知らされていなかった」と告白。一方で、「家族も僕もとても幸せだったが、時にはこうしたことが起こるもの。それが私の身に起きたということだ」と一定の理解を示している。
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