無所属状態が続いていた元オランダ代表MFマルコ・ファン・ヒンケルが現役引退を発表した。

 オランダ出身のファン・ヒンケルは、フィテッセの下部組織で育つと、2010年7月にプロ契約。
若くして才能が見出されると、2013年7月にチェルシーへと完全移籍を果たした。しかし、スター揃いのチェルシーではポジションを確保できず、ミラン、ストーク、PSVへとレンタル移籍を繰り返すことに。2018年7月にチェルシーに復帰するも、今度は度重なる負傷に悩まされ2年間を棒に振ることに。その後、再びPSVへとレンタル移籍を果たすと、2021年7月に完全移籍へと切り替わった。

 チェルシーでは公式戦わずか4試合の出場に終わったファン・ヒンケルだったが、PSVでは負傷も癒えてプレーすることに。2023年1月には古巣のフィテッセに完全移籍するも、2024年7月に退団。2025年2月にはポルトガルのボアヴィスタに加入したが、半年で退団が決定。その後は無所属が続いていたが、この度現役引退を決断した。

 自身の公式インスタグラム(marcovanginkel)には、これまでプレーしたクラブでの映像と共にメッセージを投稿。「16年の時を経て、プロサッカー選手としてのキャリアに別れを告げる。浮き沈みの連続だったこの道のり。得た教訓と、永遠に胸に刻む数々の思い出。
これまで支えてくれた全ての人に感謝します。過去は誇りだ。新たな章へと進む準備はできている」と感謝と共に、将来への意気込みを綴っている。

 ファン・ヒンケルはエールディヴィジで通算227試合に出場し58ゴール31アシストを記録。PSV時代の2015ー16、2017ー18シーズンの2度リーグ優勝を経験。一方で、プレミアリーグでは19試合、セリエAでは17試合に出場し1ゴール3アシストを記録するに留まっていた。また、オランダ代表としては8試合でプレー。年代別の代表を経験していたが、負傷と付き合い続けるキャリアになったことで、大きな舞台での活躍は難しいものとなっていた。


【動画】ファン・ヒンケルが思い出と共に引退を発表


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