ブンデスリーガ第24節が2月28日に行われ、2位のドルトムントと首位のバイエルンが対戦した。

 両チームの勝ち点差は「8」という状況であり、バイエルンとしてはリーグ優勝へ、ドルトムントとしてはリーグ優勝への望みをつなげるために負けられない一戦。
前回対戦はバイエルンの勝利という結果だった“デア・クラシカー”。その第2戦が、ドルトムントの本拠地『シグナル・イドゥナ・パルク』で幕を開けた。なお、バイエルンの伊藤洋輝は負傷によりメンバー外となった。

 試合はバイエルンが主導権を握り、立ち上がりから相手ゴールに迫る。対するドルトムントはなかなかボールを保持することができず、目立ったチャンスを作れない。

 それでも26分、ドルトムントが得意のセットプレーから先制する。敵陣深くの左サイドでFKを得ると、ダニエル・スヴェンソンが蹴り込んだアウトスイングのボールをニコ・シュロッターベックが頭でゴールに叩き込んだ。

 先制後、勢いを取り戻してきたドルトムントは何度かシュートの場面を生み出していく。それでも追加点には及ばず、前半はドルトムントの1点リードで終えた。

 後半も、バイエルンがボール保持率では上回る展開となる。すると54分、あの男がゴールを奪った。ジョシュア・キミッヒが浮き球のパスをボックス内に送るとセルジュ・ニャブリが頭で折り返す。
これにハリー・ケインがハーフボレーで沈め、バイエルンが追いついた。

 その後、ドルトムントとバイエルンはともにチャンスを作りつつ、次の1点を奪えない展開が続く。だが69分、シュロッターベックがジャマル・ムシアラをボックス内で倒してしまい、バイエルンがPKを獲得。ケインが蹴ったボールはGKグレゴール・コベルの手を弾き、これでバイエルンが逆転に成功した。

 だが、ドルトムントは黙っていなかった。マルセル・ザビッツァーがボックス内めがけてクロスを上げると、ダニエル・スヴェンソンがボレーシュートをゴール右に叩き込み、試合を振り出しに戻した。

 これで終わる“デア・クラシカー”ではなかった。87分、ミカエル・オリーズがボックス内右からクロスを上げ、ドルトムントの選手がこれをクリア。このクリアボールをキミッヒがダイレクトで合わせてゴール。バイエルンが土壇場で一歩前に出た。

 このまま試合終了。バイエルンはドルトムントに2度追いつかれたものの、最終的には3-2で敵地での“デア・クラシカー”を制した。


 次節、ドルトムントは3月7日にアウェイでケルンと、バイエルンは3月6日にホームでボルシアMGとそれぞれ対戦する。

【スコア】
ドルトムント 2-3 バイエルン

【得点者】
1-0 26分 ニコ・シュロッターベック(ドルトムント)
1-1 54分 ハリー・ケイン(バイエルン)
1-2 70分 ハリー・ケイン(PK/バイエルン)
2-2 83分 ダニエル・スヴェンソン(ドルトムント)
2-3 87分 ジョシュア・キミッヒ(バイエルン)


【ハイライト動画】試合を決めたのは主将キミッヒ! ドルトムントvsバイエルン


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