失意のファーストレグを経て、“奇跡の逆転”をめざして本拠地『Spotifyカンプ・ノウ』に戻ったバルセロナ。試合は30分、スペイン代表FWラミン・ヤマルの突破から、同MFマルク・ベルナルが反撃の狼煙を上げるゴールを奪うと、前半アディショナルタイムにはハフィーニャが冷静にPKを仕留めてハーフタイムに突入。後半に入ると72分、ポルトガル代表DFジョアン・カンセロのアーリークロスをベルナルが押し込み、遂には1点差まで詰め寄ったが、バルセロナの反撃はここまで。2戦合計スコアは3-4で、バルセロナは2年連続のコパ・デル・レイ決勝進出を逃していた。
しかしながら、ハフィーニャは「我々は持てる力を全て出し切った」と清々しく語る。「アトレティコが180分間を通して素晴らしい試合をしたということだ。我々は全力を尽くしたが、あと一歩及ばなかった」と言葉を続けると、前向きな心境となっている理由を「決勝進出を逃したことは残念だが、ネガティブな要素よりも、試合開始直後からの激しいプレー、逆転への意欲など、ポジティブな要素の方が遥かに多かったからだ」と説明。「アトレティコは第1戦で決着をつけていたんだ。彼らの功績を認めなければならない」と、対戦相手を称えた。
バルセロナは既にスーペルコパ・デ・エスパーニャのタイトルを手中に収めており、コパ・デル・レイのトロフィーこそ逃す形となったが、首位に立つラ・リーガと、ベスト16に入ったチャンピオンズリーグ(CL)では、優勝のチャンスが残されている。
「自分たちの成し遂げたことを誇りに思って、この大会を去らなければならない。今は次の試合のことを考えよう。僕らは、リーガとCLに挑む権利を持っている。この2つのタイトルを勝ち獲ることが、僕らの使命だ」
また、同試合では改装されたカンプ・ノウのグラダ・ダニマシオン(応援席)だけでなく、スタンド全体から熱狂的な声援が送られた。コパ・デル・レイ敗退が決まった後も、セカンドレグのパフォーマンスを目の当たりにしたファンからは、ブーイングではなく拍手が届けられたが、「正直なところ、感謝すべきなのは僕らの方さ」とハフィーニャ。「サポーターは素晴らしい応援をしてくれた。ホームでプレーする時、僕らはサポーターの応援を必要としている。彼らがこの試合を誇りに思ってくれたのならば嬉しいね」と語った。
【ハイライト動画】バルサ、セカンドレグで怒涛の追い上げ

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