AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)ラウンド16・ファーストレグが4日に行われ、FCソウル(韓国)とヴィッセル神戸(日本)が対戦した。

 アジアの頂点を決するACLEもいよいよノックアウトフェーズに突入。
Jリーグ王者として今大会に臨んでいる神戸は東地区のリーグフェーズを5勝1分2敗という成績で終え、FC町田ゼルビアに次ぐ2位で突破を決めた。ベスト8の座をかけたラウンド16はFCソウルとの日韓対決に。両者は先月10日に行われたリーグフェーズ第7節でも対戦しており、その時はホームの神戸が武藤嘉紀酒井高徳のゴールによって2-0で勝利している。敵地に乗り込むファーストレグ、先勝してアドバンテージを掴むことができるだろうか。

 序盤はやや守勢に回っていた神戸だが、23分にセットプレーから先制に成功。左コーナーキック(CK)を獲得すると、広瀬陸斗の右足インスイングの鋭いクロスを相手選手がクリアし切れず、ファーサイドに流れたところをマテウス・トゥーレルが頭で押し込んだ。その直後にはCKからピンチを迎えたが、ソン・ミンギュが難しい体勢から放ったボレーシュートはクロスバーを叩き、何とか事なきを得る。

 29分には再びセットプレーからソン・ミンギュに際どいシュートを打たれるも枠の右へ。その後もFCソウルにボールを保持される中、堅実かつ連動した守備でチャンスを与えない。43分にはトゥーレルが斜めのランニングでボックス内へ走り込む武藤嘉紀へロングフィードを送り、マイナスへの落としを受けた佐々木大樹が左足でフィニッシュに持ち込んだが、至近距離からの一撃はGKク・ソンユンの好セーブに阻まれ、惜しくも追加点とはならなかった。

 後半も一進一退の攻防が続くが、神戸は前線からのハイプレスとミドルブロックを使い分け、FCソウルに決定機を与えない。63分にはファン・ドユンの強烈なミドルシュートが濱﨑健斗の腕に直撃してPKを献上したが、GK前川黛也がレオナルド・エスヴェドのキックを完全に読み切り、絶体絶命のピンチを凌いだ。


 1点リードを保ったまま時計の針を進める神戸。最終盤にかけてはFCソウルに押し込まれるが、最終ラインを中心に粘り強い対応を続け、最後まで得点を許さず。試合はこのまま0-1で終了し、敵地で先勝した神戸がベスト8進出へ一歩前進した。セカンドレグは11日に神戸の本拠地『ノエビアスタジアム神戸』で行われる。

【スコア】
FCソウル 0-1 ヴィッセル神戸

【得点者】
0-1 23分 マテウス・トゥーレル(ヴィッセル神戸)


【動画】ファーに詰めた値千金の先制ゴール!

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