今季ワーストの4連敗を喫するなかで迎えたクリスタル・パレスとのゲームは、34分にコーナーキックの流れからイングランド代表FWドミニク・ソランケがゴールネットを揺らし、トッテナム・ホットスパーが先制。しかしながら、直後の38分に、相手のボックス内への侵入を防ごうとしたオランダ代表DFミッキー・ファン・デ・フェンが退場処分を受けると、ここから流れが一変。このファウルで与えたPKを皮切りに、ハーフタイムに入るまでに3ゴールを奪われ、試合は1-3のままタイムアップを迎えた。
この結果、トゥドール監督の就任後、プレミアリーグ3連敗という最悪のスタートを切ったトッテナム・ホットスパー。トーマス・フランク前監督体制下の成績も含めると、現在は5連敗を喫している。今節は降格圏に沈むウェストハムが勝ち点「3」を、その上の17位につけるノッティンガム・フォレストが勝ち点「1」を積み上げたため、先の通り、トッテナム・ホットスパーと降格圏の勝ち点差はわずかに「1」まで縮まった。
試合後、トゥドール監督は「ファンの気持ちは理解できる、彼らはもっと良いパフォーマンスを望んでいた。そして、それは我々も同様であり、もっと良いパフォーマンスを出せると信じていた」と語る。続けて「あのレッドカードがすべてを変えてしまった」と発し、ファン・デ・フェンの退場が試合の行方に大きな影響を与えたことを認めた。
しかしながら、指揮官は決してネガティブなものだけを感じ取ったわけではないようだ。「奇妙に聞こえるかもしれないが、この試合を経て、私は以前よりも確信が深まった」とトゥドール監督。
この人選の面でも、トゥドール監督は頭を抱える状況だ。現在、トッテナム・ホットスパーでは負傷者が続出中。イングランド代表DFジェド・スペンス、同MFジェームズ・マディソン、ウルグアイ代表MFロドリゴ・ベンタンクール、スウェーデン代表MFデヤン・クルゼフスキ、ガーナ代表FWモハメド・クドゥス、U-21フランス代表FWウィルソン・オドベールらが、ケガのために戦列を離れている。マディソンやオドベールらは今季中の復帰が難しいと目されるが、その他の選手は今季終了までに戻って来られる可能性のある人物。トゥドール監督も「もちろん、今の状況を認めるのは容易ではない。だが、他の選手たちが戻ってくれば、きっと良いチームが復活するだろう」と口にしている。
この後、トッテナム・ホットスパーは10日、チャンピオンズリーグ(CL)・ラウンド16ファーストレグでアトレティコ・マドリードの本拠地に乗り込む。
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