AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)ノックアウトフェーズ・ラウンド16のセカンドレグが11日に行われ、ヴィッセル神戸(日本)とFCソウル(韓国)が対戦した。

 Jリーグ王者として今大会に参戦している神戸は、東地区のリーグフェーズを5勝1分2敗という成績で終え、FC町田ゼルビアに次ぐ2位でノックアウトフェーズへ進出。
準々決勝への切符をかけたラウンド16はFCソウルとの日韓対決となった。敵地でのファーストレグは主導権を握られながらも、CKからマテウス・トゥーレルが挙げた1点を守り抜いて先勝。本拠地『ノエビアスタジアム神戸』での一戦を引き分け以上で終えれば、ベスト8進出が確定する状況となっている。

 立ち上がりから一進一退の攻防が続く中、神戸は20分に失点。トゥーレルが自陣左サイドに吊り出されると、競り合いを制したFCソウルのチョン・スンウォンがゴール前へクロスを送る。ファーサイドでソン・ミンギュが折り返したボールをパトリック・クリマラがダイビングヘッドで押し込み、2戦合計スコアが1-1となった。

 先制された神戸は31分、永戸勝也のロングスローからゴール前で混戦を作り、最後は武藤嘉紀が右足を振ったが、相手のブロックに阻まれ得点とはならない。さらに45+1分には広瀬陸斗が対角に蹴ったロングフィードを郷家友太が頭で落とし、最後は攻め上がっていた山川哲史がボレーシュートを放つも、これも枠に飛ばすことができなかった。前半は0-1で終了する。

 後半開始早々の53分、神戸はキム・ジンスの強烈なミドルシュートを浴びるも、ここはGK前川黛也がブレ球を好セーブ。その後もフィニッシュに持ち込まれる場面が続き、なかなか反撃に出ることができない。68分にはキム・ジンスの絶妙なアーリークロスからチョ・ヨンウクに決定的なヘディングシュートを打たれるも、GK前川が右手一本で枠外へと弾き出し、決定的なピンチを凌ぐ。


 すると、守護神のビッグセーブを機に神戸が攻勢に転じ、73分には決定機を創出する。右サイドの高い位置を取った広瀬のクロスに大迫勇也が合わせたが、高い打点のヘディングシュートは惜しくも右ポストを直撃。その5分後にはサイドチェンジが流れたところを広瀬がライン際で残し、こぼれ球を拾った武藤が左からゴール前へクロスを送る。これに大迫がダイレクトで合わせ、2戦合計で再びリードを奪った。

 さらに89分には相手GKのパスミスを拾った井手口陽介が華麗なループシュートを沈めて神戸が逆転に成功。試合は2-1で終了し、日韓対決を2戦合計3-1で制した神戸が町田に続きベスト8進出を決めた。

【スコア】
ヴィッセル神戸 2-1(2戦合計:3-1) FCソウル

【得点者】
0-1 20分 パトリック・クリマラ(FCソウル)
1-1 78分 大迫勇也(ヴィッセル神戸)
2-1 89分 井手口陽介(ヴィッセル神戸)
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