AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)ノックアウトフェーズ・ラウンド16のセカンドレグが11日に行われ、サンフレッチェ広島(日本)とジョホール・ダルル・タクジム(マレーシア)が対戦した。

 東地区のリーグフェーズを4勝3分1敗で終え、FC町田ゼルビアヴィッセル神戸に次ぐ3位でノックアウトフェーズ進出を決めた広島は、ラウンド16でジョホール・ダルル・タクジムと激突。
敵地でのファーストレグでは27分にキム・ジュソンが退場処分となり数的不利での戦いを余儀なくされると、後半に3失点を喫し、反撃もオウンゴールによる1点にとどまり先勝を許した。ベスト8進出へ黄信号が灯った中、本拠地『エディオンピースウイング広島』で2点ビハインドからの逆転突破を決めることができるだろうか。

 序盤から主導権を握る広島は18分に決定機を創出。最終ラインから丁寧にボールを繋いで左サイドの志知孝明へ展開し、クロスのこぼれ球に反応した川辺駿が右足を振り抜いたが、相手選手にブロックされたシュートは枠の右へ。直後には志知の右CKに荒木隼人が頭で合わせるも、これも枠を捉えることができない。その後はなかなか圧力をかけ切れず、時折ジョホール・ダルル・タクジムの攻撃を受けるなど、緊迫した展開が続く。

 43分にはオスカル・アリバスに自陣ボックス左角付近から強烈なシュートを打たれるも、GK大迫敬介がわずかに触れたボールはポストを直撃。何とかピンチを凌ぎ、スコアレスで前半を終えた。

 後半は広島がジョホール・ダルル・タクジムを押し込み続け、左右への揺さぶりからゴール前にクロスを次々と放り込んでいくが、最後の最後で合わない場面が続く。64分には新井直人からのクロスをジャーメイン良が落とし、川辺がシュートを放つも相手選手がブロック。その後も押し気味に試合を進めるが、追撃の1点すら奪うことができないまま、時計の針が進んでいく。

 89分、直前のプレーにおいて中島洋太朗が放ったシュートがボックス内で相手選手の腕に当たっていたとして、VARを経て主審がPKを宣告。
これを木下康介が冷静に決めて2戦合計で1点差に詰め寄る。しかし、追加点は奪えず試合は1-0で終了。広島は2戦合計スコア2-3で惜しくも敗退となった。

【スコア】
サンフレッチェ広島 1-0(2戦合計:2-3) ジョホール・ダルル・タクジム

【得点者】
1-0 90分 木下康介(PK/サンフレッチェ広島)
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