元アルゼンチン代表GKセルヒオ・ロメロが39歳での現役引退を決断した。

 2022年8月にアルゼンチンの名門ボカ・ジュニオルスにフリートランスファーで加入し、長くプレーしたヨーロッパを離れて母国に復帰していたロメロ。
昨年10月にはアルヘンティノス・ジュニオルスに活躍の場を移していたが、昨シーズン限りで契約が終了。現在はフリートランスファーの状態となっていた。

 そんななか、『ESPN』を含む複数のアルゼンチンメディアは「セルヒオ・ロメロは、アルヘンティノス・ジュニオルスでのプレーを最後に、プロサッカー選手としてのキャリアを終えることを決意した」と同選手の引退を報じた。

 ロメロのもとには2026年までプレーを続けるための複数のオファーが届いていたものの、家庭の事情により現役引退を決意。引退後は指導者に転身することも決まっているとのことだ。

 ロメロは母国のラシン・クルブでプロキャリアをスタート。2007年夏にはオランダのAZへと完全移籍し、ヨーロッパに初上陸。その後はサンプドリア、モナコでプレーし、2015年夏にマンチェスター・ユナイテッドへと加入した。加入初年度からスペイン代表GKダビド・デ・ヘアのバックアッパーという立ち位置だったものの、2016-17シーズンにはヨーロッパリーグ(EL)の12試合でゴールマウスを守り、優勝に大きく貢献した。マンチェスター・Uには6シーズン在籍し、公式戦61試合に出場した。

 その後、2021年夏に契約満了でマンチェスター・Uを退団すると、同年10月にヴェネツィアへの加入が決定。加入直後から正守護神の座を確保し、セリエAで16試合に出場した。
ただ、シーズンの終盤は膝の負傷により離脱が続き、同シーズンをもってヴェネツィアとの契約も満了となっていた。

 2008年北京オリンピックで優勝に貢献したロメロは、2009年9月にアルゼンチンのA代表デビューを飾ると、以降数年に渡って正守護神の座を確保。FIFAワールドカップ2010、FIFAワールドカップ2014では全試合でゴールマウスを守り、ブラジルW杯では母国の決勝進出に大きく貢献。これまでアルゼンチン代表として96試合に出場した。
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