チェルシーのポルトガル代表FWペドロ・ネトが、ボールボーイを突き飛ばした一件での出場停止処分を回避し、パリ・サンジェルマン(PSG)との第2戦に出場可能となった。

 チェルシーは11日、チャンピオンズリーグ(CL)・ラウンド16のファーストレグでPSGと対戦し、敵地で2-5の敗戦を喫した。


 この試合にフル出場したネトは、試合終了間際の90+1分にピッチの外へ出たボールを渡さなかったボールボーイを突き飛ばして倒す場面があり、これをきっかけに両チームがヒートアップする事態となった。

 最終的にお咎めなしで試合は再開されたが、欧州サッカー連盟(UEFA)は懲戒規定に基づき、ネトの「非スポーツマン行為」に対して懲戒手続きを開始したと発表した。

 当該行為が問題だと判断された場合、ネトに対しては出場停止処分や罰金処分が科される可能性があったが、UEFAの統制・倫理・懲戒委員会は「チェルシーFC所属のペドロ・ネトに対し、非スポーツマン行為で警告を与える」と、今回の処分を“警告”にとどめる決定を下した。

 なお、試合後にイギリスメディア『TNT Sports』のインタビューに応じたネトは「ここに来てピッチ上で起きた出来事について、はっきりと伝えたかった。ボールボーイに謝罪したい。すでに彼とは話をした」と謝罪を口にしながら、次のように続けた。

「試合には負けていたから、すぐにボールを取りたくて軽く押してしまった。あのようなことをする人間ではないけど、あの瞬間は興奮していたから、謝りたい。彼にはシャツを渡した。本当に申し訳なく思っている。彼には謝らなければならないと感じている」

「彼に謝る必要があると思った。フットボールには色々な感情がある。
ボールをすぐに取りたかった。そして、彼を押してしまったから、彼に謝らなければならなかった。最後に彼にシャツを渡すために話をして、35回くらい謝った。本当に申し訳なく思っている。彼も状況はわかっていると思うし、最後には笑っていたから、この状況には満足していると思う」

「僕はフランス語がわからなかったけど、彼が笑いながら僕に何かを言っていた。(PSG所属の同胞)ヴィティーニャが彼に僕がこのような人間ではないことを伝えてくれた。囲まれた状況で心配していたのは彼のことだけだった。あの状況になったことを申し訳なく思っているよ」

17日にホームで逆転を目指すセカンドレグでネトの起用が可能となったことは朗報だが、チームとして厳しい戦いを強いられることは間違いない。


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