トッテナム・ホットスパーは29日、イゴール・トゥドール監督との契約を、双方合意の上で解除することを発表した。今回の決定により、GKコーチのトミスラフ・ロギッチ氏、フィジカルコーチのリカルド・ラグナッチ氏もクラブを離れることとなる。


 今シーズン、トッテナム・ホットスパーはトーマス・フランク前監督とともにシーズンをスタートさせた。チャンピオンズリーグ(CL)ではリーグフェーズで4位とラウンド16へのストレートインを果たしたものの、プレミアリーグでは低迷が続き、16位と残留争いに巻き込まれていた今年2月11日、フランク前監督との契約解除を発表した。

 後任としてクラブに招かれたのは、これまでガラタサライ、ヴェローナ、マルセイユ、ラツィオ、ユヴェントスなど、欧州の各クラブを率いてきたトゥドール氏だった。だが、同氏の就任後、トッテナム・ホットスパーは公式戦で1勝1分5敗と苦しい戦いを強いられる。トゥドール体制下で唯一掴み取った勝利は、CL・ラウンド16セカンドレグのアトレティコ・マドリード戦(○3-2)だが、ラウンド16の戦いを2戦合計スコアで見ると、5-7と敗れていた。

 今月15日に行われたプレミアリーグ第30節リヴァプール戦を1-1のドローで終えた後、先のアトレティコ・マドリード戦があり、チームはわずかながらに復調のきっかけを掴んだかに見えたが、インターナショナルマッチウィーク突入前のラストゲームとなった22日の第31節では、ホームでノッティンガム・フォレストに0-3と完敗。残留争いのライバルとの直接対決で完敗を喫したことで、トッテナム・ホットスパーは17位に転落。現在、降格圏の18位に沈むウェストハムとは勝ち点差が「1」となっている。

 このような状況の中、トッテナム・ホットスパーは29日、トゥドール監督の解任を発表。「この6週間にわたって、クラブのために献身的に尽力してくれたイゴール、トミスラフ、リカルドに感謝を伝えます。また、イゴールは先日、身内の不幸に見舞われており、このような悲しみの時において、彼と彼のご家族にお見舞いを申し上げます」と発信した。

 なお、後任監督については追って発表される予定だという。



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