ボスニア・ヘルツェゴビナ代表のキャプテンを務めるFWエディン・ジェコが、FIFAワールドカップ2026欧州予選プレーオフ決勝のイタリア代表戦に向けた前日会見に出席。30日、イタリアメディア『トゥット・メルカート・ウェブ』が同選手のコメントを伝えている。


 ボスニア・ヘルツェゴビナは、FIFAワールドカップ2026欧州予選プレーオフのパスA・準決勝でウェールズ代表と対戦。120分を1-1で終え、PK戦までもつれた試合は、敵地に乗り込んだボスニア・ヘルツェゴビナが決勝戦へと駒進めた。

 奇しくも、ともに3大会ぶりのW杯本大会出場を目指す国同士の激突となったプレーオフ決勝。ボスニア・ヘルツェゴビナ代表はゼニツァにあるビリノ・ポジェ・スタジアムでイタリア代表を迎え撃つ。

 この決戦を前に主将のジェコは、イタリア代表を警戒。「イタリアが我々を過小評価することはないと思う。満足するような試合展開にはならないだろう。実力を示さなければならないし、ホームでの声援に期待したい」と、闘志を燃やした。

 現在ジェコは、2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)のシャルケでプレー。同選手はローマやインテル、フィオレンティーナに所属した経験があるが、ドイツとイタリアのサッカーの違いについて見解を示している。

「ドイツとイタリアのサッカーには共通点は全くない、ドイツは激しさが際立っている。イタリアに欠けているのは、まさにそれであり、ジャーナリストからも批判されている」

「おそらく、それがイタリアの好成績を収められない理由だろう。
この試合は戦術的な試合になるだろうと予想している。イタリアもワールドカップ出場を2回逃しているからね」

 一方、ジェコはピッチ外でのイタリアへの深い敬意を忘れていない。

「イタリア国歌が流れ始めたら、皆立ち上がって拍手するべきだ。イタリアは1996年のボスニア紛争後、親善試合をするために来てくれた」

「僕らは常にそのことに感謝している。でも90分間は戦争だ。試合が終われば、これまで通りの友人に戻るだけだ」
編集部おすすめ