ベガルタ仙台は3日、筆頭株主がアイリスオーヤマ株式会社へ変更となったことをクラブ公式サイト上で発表した。

 仙台のクラブ公式サイトは「株式会社ベガルタ仙台(本社:宮城県仙台市、代表取締役社長:板橋秀樹)は、本日の取締役会にて、当社株式の既存株主間における譲渡承認を決議し、主要株主の異動によりアイリスオーヤマ株式会社(本社:宮城県仙台市、代表取締役社長:大山晃弘、以下『アイリスオーヤマ』)の保有する当社株式の議決権比率が1/3を超え、筆頭株主となる見込みとなりましたので、下記のとおりお知らせいたします」と報告。
「本件に伴い、当社はアイリスオーヤマの関連会社に該当する見込みです。なお、株式譲渡契約は4月22日までに締結される予定です」と説明した。

 仙台は、1988年創部の東北電力サッカー部が前身であり、Jリーグ創設期の1993年に約33万人の署名活動を契機として誕生したクラブだ(1999年1月に「ベガルタ仙台」へ改称するまでのクラブ名は「ブランメル仙台」)。今年でクラブ設立32年目を迎え、これまでに二度のJ1昇格やJ2優勝、J1準優勝、AFCチャンピオンズリーグ(現:AFCチャンピオンズリーグエリート)参戦、天皇杯準優勝などの実績を重ねている。

 一方、仙台のクラブ公式サイトは「経営面においては、2008年の無償減資や複数回の増資、株主数の増大などの課題を抱えながらの運営が続いてきました」と回顧。「コロナ禍を経て当クラブの経営規模が横ばいで推移する中、上位クラブを中心に回復・拡大傾向が見られ、クラブ間の差は拡大しています。また、Jリーグは今後の国際競争力強化等を目的としてシーズン移行を決定しており、全Jクラブの売上を2023年時点から10年間で1.5~2倍へ引き上げることを掲げ、それらを達成するための様々な戦略や施策を実行することが、クラブに求められています」とし、1958年に創業して現在グループ売上高7,949億円とグローバル企業に成長した筆頭株主・アイリスオーヤマとの連携を一段と深める形となった。
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