チェルシーを率いるリアム・ロシニアー監督が、アルゼンチン代表MFエンソ・フェルナンデスが今後2試合を欠場することを明かした。3日、イギリスメディア『BBC』がコメントを伝えている。


 現地時間4日に控えるポート・ヴェイルとのFAカップ準々決勝を翌日に控える中、ロシニアー監督は「1時間前にエンソと話し、決定を下した。彼は明日の試合(ポート・ヴェイル戦)にもマンチェスター・シティ戦にも出場できない」と明言。イングランド代表DFリース・ジェームズ不在時にはキャプテンマークを巻いている中心選手が今後2試合を欠場することとなった。

 欠場の理由と見られているのが、E・フェルナンデスの去就に関するコメント。先月17日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)ノックアウトフェーズのセカンドレグでパリ・サンジェルマン(PSG)に敗れ、同大会からの敗退が決まった後、アルゼンチンメディア『ESPN』から来シーズン以降もチェルシーに残留するか問われると「それは分からない。今は目の前の試合に集中している。その後にはワールドカップもあるし、それからどうなるか見てみよう」と返答した。

 また、最近では「ヨーロッパで住む都市を選ぶとしたらマドリードが好きだよ。ブエノスアイレスを思い出させるんだ」とも発言。ロシニアー監督はE・フェルナンデスの一連の発言について「彼があのような発言をしたのは残念だ。彼という人間を悪くいうつもりは一切ない」と前置きしつつ、2試合メンバー外という決定を下した背景について次のように明かしている。

「我々の文化や築き上げたいものという点において一線を超えた行為であり、処分を科さざるを得なかった。
大前提として人格、人間性、そして選手としての実績においてエンソには最大限の敬意を払っている。今回の決定に関して我々はあらゆる面において意見を一致させた。彼の扉は閉ざされておらず、これはあくまで制裁措置だ。この点は非常に重要なことだ。クラブとクラブの文化を守らなければならない。その点において、インターナショナルマッチウィーク中に一線を超える行為があった」

 その上で、ロシニアー監督はE・フェルナンデスの去就に関して「彼の気持ちは私には分からない。私が知っているのは、彼がピッチに立った時、献身的な姿勢が欠けていたことはなかったということだ。彼の気持ちや将来については私が語るべきことではない」とコメントした。

 なお、E・フェルナンデスに関しては、去就に関する発言に加えて、ピッチ内外での振る舞いから一部チームメイトの反感を買っているとの報道もなされていた。
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