プレミアリーグ第32節が12日に行われ、チェルシーとマンチェスター・シティが対戦した。

 覇権奪還に向けて首位アーセナルを懸命に追う2位マンチェスター・シティ。
暫定勝ち点差は「9」だが、アーセナルは今節ボーンマスに敗れて勝ち点を上積みできず。マンチェスター・シティは未消化分の2試合と次節に控える直接対決にすべて勝利すれば、一気に勝ち点で並ぶことになる。天王山直前の非常に重要な意味を持つ一戦で対戦するのはチェルシー。前節終了時点で6位につけており、チャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に向けて、ここから負けられない戦いが続く。リーグ戦では連敗中だが、代表ウィーク明け初戦となったFAカップ準々決勝では大量7得点を挙げ、仕切り直しの勝利を飾った。

 序盤はマンチェスター・シティがボール保持率で上回るも、チャンスシーンを多く作ったのはチェルシー。15分にはペドロ・ネトの背後への抜け出しを起点にジョアン・ペドロが中央突破を仕掛け、敵陣ボックス内へ侵入したマルク・ククレジャがラストパスを受けてネットを揺らす。ホームチームが先制かと思われたが、副審が旗を上げてオフサイドの判定が下された。

 対するマンチェスター・シティは34分、ジェレミー・ドクが左の大外から仕掛けてインナーラップしたニコ・オライリーにボールが渡ると、ボックス内左からの折り返しにベルナルド・シウバが合わせたが、GKロベルト・サンチェスが懸命にセーブ。攻勢を強める中で迎えた45分には右からカットインしたアントワーヌ・セメニョが左足を振り抜いたが、相手選手に当たったシュートはわずかに枠の右に外れ、スコアレスで前半終了となった。

 後半の立ち上がりはマンチェスター・シティがチェルシーを攻め立てる。47分、ドクが複数人を振り切って中央へラストパスを通し、アーリング・ハーランドが右足でフィニッシュ。
これはヨレル・ハトのブロックに阻まれるも、4分後には右サイドの深い位置でセメニョが起点を作ったところからラヤン・シェルキが柔らかいクロスを上げ、ニコ・オライリーがヘディングシュートを叩き込んで先手を取った。

 勢いに乗ったマンチェスター・シティは先制点からわずか6分後に追加点。左のショートコーナーからシェルキがドリブルで敵陣ボックス手前中央まで運び、左足のアウトサイドで前方へ鋭いパスを通すと、これを収めたマルク・グエイがゴール左下隅に流し込んだ。さらに68分にはGKサンチェスのスローを受けたモイセス・カイセドを素早く複数人で囲んでボールを奪い、ドクがそのままネットを揺らして3点差とする。

 反撃に出たいチェルシーだが相手のポゼッションに対してボールの奪いどころが定まらず。83分にはククレジャがロメオ・ラヴィアとの大きなワンツーでボックス内へ侵入したが、至近距離からのヘディングシュートはGKジャンルイジ・ドンナルンマの好セーブに阻まれた。

 試合は0-3で終了。マンチェスター・シティが天王山へ弾みを付けた一方、チェルシーはリーグ戦3連敗となった。次節、チェルシーは18日にマンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティはアーセナルといずれもホームで対戦する。

【スコア】
チェルシー 0-3 マンチェスター・シティ

【得点者】
0-1 51分 ニコ・オライリー(マンチェスター・シティ)
0-2 57分 マルク・グエイ(マンチェスター・シティ)
0-3 68分 ジェレミー・ドク(マンチェスター・シティ)


【ハイライト動画】マンCがチェルシーに3発完勝! 首位アーセナルを追走

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