リーガ・エスパニョーラ第12節が2日に行われ、レバンテとバルセロナが対戦した。

 試合はバルセロナがボールを保持しながら押し込みつつ、レバンテがカウンターからチャンスをうかがう展開となる。
スコアが動いたのは38分。スルーパスに抜け出したネルソン・セメドがペナルティエリア内で倒されて、バルセロナがPKを獲得。これをリオネル・メッシがゴール右に決め、エースの公式戦5試合連続となる得点でバルセロナが先制した。

 前半はバルセロナの1点リードで折り返したが、後半はレバンテが反撃に出る。まずは61分、高い位置で奪ったボールをエリア内でつなぐと、最後はホセ・カンパーニャが右足でゴール左隅に蹴り込み同点に追いついた。さらに直後の63分、ペナルティエリア手前中央で縦パスを受けたボルハ・マジョラルが反転から右足でシュート。
GKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンの指先をかすめたボールがゴール左に決まり、レバンテがわずか2分で試合をひっくり返した。

 勢いに乗るレバンテは68分、右サイドからのFKのこぼれ球にネマニャ・ラドヤが反応。ボレーで合わせると、DFに当たってコースが変わったボールがネットを揺らし、スコアは3-1となった。

 2点ビハインドとなったバルセロナは74分、メッシがアントワーヌ・グリーズマンとのワンツーで相手守備網を突破。一度ブロックされたシュートを自ら拾って流し込んだ。しかし、VARによるチェックの結果、グリーズマンがオフサイドポジションにいたことが判明し、ゴールは認められなかった。


 試合はこのままタイムアップを迎え、レバンテが3-1で逆転勝利。バルセロナは今シーズン3敗目を喫した。次節、レバンテはアウェイでアスレティック・ビルバオと、バルセロナはホームでセルタと対戦する。

【スコア】
レバンテ 3-1 バルセロナ

【得点者】
0-1 38分 リオネル・メッシ(PK/バルセロナ)
1-1 61分 ホセ・カンパーニャ(レバンテ)
2-1 63分 ボルハ・マジョラル(レバンテ)
3-1 68分 ネマニャ・ラドヤ(レバンテ)