
【概要】ヒコセブンのミニチュアキャンプギア「TABLE CAMP(テーブルキャンプ)1/43 コールマン キャンプセット タフワイドドームⅣ/300(グリーン/ベージュ)」をキャンプ場に持ち出して、映える飾り方や写真で勝者を決める対決企画レポ。
[ アルバム : 【画像ギャラリー】ミニチュアキャンプギア「TABLE CAMP」のコールマンセットで映える写真対決! はオリジナルサイトでご覧ください ]
さっそく「TABLE CAMP」で遊んでみるのだ!

5月10日にSOTOBIRAにて速報でお届けした「TABLE CAMP(テーブルキャンプ)」シリーズ、「1/43 コールマン キャンプセット タフワイドドームⅣ/300(グリーン/ベージュ)」がついに発売!
「モンベルキャンプセット」に続く第2弾で、ミニカー専門メーカー・ヒコセブンが手掛ける精巧なつくりが魅力の、キャンプギアのミニチュアフィギュアだ。
そこでさっそく、SOTOBIRA編集部はコールマン版を入手! 前回のモンベル版は室内で楽しんだけれど、「TABLE CAMP」の楽しみ方は自由! どこで楽しんだっていいじゃないか! と、今回は屋外へ! キャンプ場で楽しんでみることにした。
さらに、車中泊専門誌『カーネル』のスタッフ・中尾と横山が、「TABLE CAMP コールマンセット どちらが“映える”飾り方&写真が撮れるか」で対決することに!

テーマは、「TABLE CAMP 1/43 コールマン キャンプセット タフワイドドームⅣ/300(グリーン/ベージュ)」を使って、
A.実際のコールマン製品と組み合わせる
B.キャンプ場の景観を活かす
AかBのいずれか、または両方を満たし、そこに発想力も加えて、映える”飾り方や写真が撮れればOK。
この対決の審査をしていただくのはやはり、「TABLE CAMP」の生みの親・ヒコセブンの原島雄丞(ゆうすけ)さんしかいない! と、審査員をお願いしてみると、「おもしろそうですね! 自分も飾ってみたい!」

左から横山、ヒコセブン原島さん、中尾。
そんなワケで原島さんには審査員をしていただくとともに、特別枠として参加決定! 「“映える”飾り方&写真」の参考作品を出品してもらう。
それではいざ、対決の場へ!
対決の舞台は千葉県のオートキャンプ・フルーツ村!

今回の対決の舞台となるのは、千葉県君津市にあるオートキャンプ・フルーツ村。場内には小糸川が流れ、カヌーやカヤック、釣り、夏にはホタル観賞が楽しめる自然豊かなロケーション。川沿いのサイトや林間サイト、草地サイトなど、豊かなサイトバリエーションも魅力のキャンプ場だ。
今回は特別に、場内の好きな場所を使ってOKという許可をいただいた。

ちなみに、オートキャンプ・フルーツ村の都竹さんに企画の概要を話し、「TABLE CAMP」を見せると、「へぇ、楽しそうなアイテムだね。おもしろそう。うちならここに飾るかなあ」と話し始めたので、参加します?と聞いてみたところ、「うんうん、いいねいいね。やる!」との返事。よって、都竹さんも特別枠で参加決定!
いざ対決! TABLE CAMP コールマンセット どちらが“映える”か!?

自分の作品をイメージしながら、真剣にギア選び。
さあいよいよ対決開始。制限時間は2時間で、その後、飾った作品についてPRタイム、中尾、横山撮影の写真を原島さんに審査してもらい、勝者を決めるという流れ。
まずは各自、ギア選びをスタート。

コールマン ジャパンからお借りしたのは、54QT ステンレススチールベルトクーラー、コンフォートマスターバタフライテーブル/120、コンパクトフォールディングチェア、リラックスフォールディングベンチ、クールスパイダーステンレスグリル、ファイアーディスク、ペグテーブル、アウトドアワゴンメッシュなど。

ほかにも、原島さんは私物のシーズンズランタン2007やエナメルディッシュウエアセットや備品として1/43スケールのミニカーなどを持参。
横山はドームテントとヘキサタープ、ランタンのほか、以前、ジオラマ土台を作ったときに使用した、インテリアバーク(装飾用樹皮)や小石、砂などを持ち込んだ。

ギアをピックアップしたら、作品製作スタート。“映える”写真を撮るには、キャンプ場のどのスポットを選ぶかも重要だ。
横山がタープ下で作品作りをしているその奥で、原島さんが日当たりのいいエリアをチョイス。

中尾はイメージに合う景観を求めてさまよい中。さらに奥に行くようだ。


それぞれ「TABLE CAMP」のセッティングができたら、“映える写真”を撮影をして、作品発表&PRタイムへ!
TABLE CAMP コールマン フィールド対決、作品発表!

と、まずはその前に、特別枠・オートキャンプ・フルーツ村の都竹夫妻の作品を紹介しよう。
自作のカッティングボードにTABLE CAMPをセッティングし、グリーンは場内に生えている苔で演出。
背景には、どうしても入れたかったという、お気に入りのジムニーとハンモックをぼかして雰囲気よく。

オートキャンプ・フルーツ村の都竹夫妻。
「並べて写真撮っているうちに、ああしよう、こうしようってハマってきちゃって。あー楽しかった!」(奥さま談)
それでは中尾、横山の対決作品、そして原島さんの作品を発表するぞ!
中尾の作品 大人の水辺の夏キャンプ

中尾撮影。
テーマ「大人の水辺の夏キャンプ」
使用ギア:アウトドアワゴン メッシュ、アウトドアワゴンウッドロールテーブル、シーズンズランタン

作品のPRタイム。
中尾「夏といえば水辺のキャンプ。水遊びするときには、アウトドアワゴンを持っていきますよね。子どもたちが水遊びをしているのを眺めながら、お父さんはウッドロールテーブルの上にTABLE CAMPを並べておきます。すると、水遊びから戻ってきた子どもたちから『わぁ! お父さんすごーい!』の声。そんな情景を思い浮かべながら、作ってみました」

中尾の作品の全体像。天板を平らにするチューブをあえて使わずに波打たせ、躍動感を表現したというが……。
原島さん「なるほど。夏ですね」
横山「これ、アウトドアワゴンで作った意味あります? ただのテーブルでもよかったのでは? 隣のランタンは?」
中尾「ただ見栄えがいいから置いただけです!」
横山「…………」
横山の作品 TABLE CAMPを探せ!

横山撮影。
テーマ「TABLE CAMPを探せ!」
使用ギア:ペグテーブル。
横山「私の作品は4枚の写真で構成してみました。おふたりにもご協力いただきましたが、上の写真のどこかに、TABLE CAMPが隠れているよ! ってヤツです。読者のみなさん、探してみてね!」

横山「ほら、見えてきた!」

横山「ここまでくれば、もうおわかりですね」

中尾「〇ォーリーを探せ的な。まぁ、企画意図はいいですけれど、“映える”かという点では、正直『???』ですねぇ」
横山「……。もう1作品あります!」
横山の作品2 荒野キャンプ!

横山撮影。
使用ギア:ファイアーディスクソロ
横山「ファイアーディスクソロにインテリアバークを敷いて、荒野っぽいワイルドな感じと、ステンレス素材の反射を活かして、広がり感を演出した作品です。インテリアバークは炭と思っていただきたいのですが、ファイアーディスクソロを使用しないときはTABLE CAMPをサイトに飾って楽しんで、BBQなどを楽しむときは、TABLE CAMPをどかせば、すぐに火おこしに取りかかれます。あと、炭なら黒いのでもっと荒野な感じになるかと」

中尾「え、ちょっと待ってください。なぜ炭を使わなかったのですか?」
横山「持ってくるのを忘れました……」

原島「でもこれ、自宅にもこのまま飾れるサイズ感なのでいいですね。ファイアーディスク自体絵になりますし」
原島さんの作品(参考出品)

原島さん撮影。
ラストは「TABLE CAMP」の生みの親、原島さんの作品。
原島さん「この企画のテーマをいただいたときに、ポンと浮かんだのがこちらでした。ミニチュアなのでお皿の上に載せれば大きさがイメージしやすいし、お皿の色も白いので、映えるかなと」

中尾「おぉ……これはナイスアイデアですね。サイズ感がよくわかるし、おいしく食べられそう」
原島さん「そうなんですよ。

横山「お皿かぁ! 思いつかなかったなぁ。さすが! これ、お皿ごと移動できるのがいいですよね。コンパクトだし、これならキャンプサイトのいろいろなところに飾ることができるし」
原島さん「そうなんですよ! そんなことも狙っています」
そして原島さんのもうひとつの作品がこちら。
原島さん撮影。

原島さん撮影。クルマ入りバージョン。
横山「こ、これは……カッコいい! ここにこの倒木があることも、苔が生えていることも知っていたのに! 悔しい!」

原島さん「ここを通りかかったときに、この苔が目に入って。雰囲気がよかったので使ってみたいなと思ったんです」
中尾「やっぱり違うな……センスが違う。参戦していたら、ぶっちぎりの優勝だ……」
今回の撮影を担当していたプロのカメラマンも「これはいい!」と、気合を入れて撮り始める。それが下の写真。

こちらはプロのカメラマンが撮影。

こちらもプロカメラマン写真。
ますますカッコいい!
勝者は中尾か横山か……結果発表!

改めてみんなの写真を見比べて、原島さんに中尾vs.横山の勝者を決めてもらう。
「うーーーん……では勝者は、横山さん! えっ? 理由……(動揺している)。ファイアーディスクソロのほうは、“映え”てますよね? 自宅にも飾れていいですね」

正直、中尾の作品も横山の作品もどっちもどっちで、無理やり決めた感が否めないが、ともかくこの勝負、「TABLE CAMP コールマンセット どちらが“映える”飾り方&写真が撮れるか対決」は横山の勝利!

以前、原島さんにいわれた「ジオラマは自由。自分が楽しめればOK」という言葉どおり、「TABLE CAMP」の飾り方は自由。フィールドでは風や雨の影響もあるけれど、ケースを用意したり、なんなら接着剤で固定したっていい。
キャンプ好きならきっと、お気に入りの場所で、自分好みのミニチュアキャンプワールドを展開すると心が満たされるはず。自宅だってフィールドだって、好きな場所に飾って、その楽しさをぜひ体感してほしい。
TABLE CAMP 1/43 コールマン キャンプセット タフワイドドームⅣ/300(グリーン/ベージュ)
価格:4180円
パッケージサイズ: W25.5×D15.5×H6.5cm
スケール:1/43
販売店:モデルギャラリー HIKO7、全国模型取扱店
【問】ヒコセブン info@hiko7.co.jp
おまけ

「はい、じゃあ勝敗も決まったので、念のためにもう1枚だけ撮影して撤収しますよ~」。
テーマ「TABLE CAMPを探せ!」で使用したペグテーブル載せの一式を、適当な場所に移動してカメラマンに撮影を頼む横山。
カメラマン「横山さん。対決に出すの、こっちだったね」
ぎゃー! ……挑戦者求ム!

写真:瀧渡尚樹
文:SOTOBIRA編集部
協力:ヒコセブン、コールマン、オートキャンプ・フルーツ村