ライブは、白と黒を基調とした衣装で登場したメンバーが「NO WAY MAN」でキレのあるパフォーマンスを見せ、スタイリッシュにスタート。最新の65thシングル「まさかのConfession」をはじめ、往年の人気楽曲「フライングゲット」や「言い訳Maybe」など新旧織り交ぜた全33曲で、会場に集まったファンを魅了した。
アンコールでは、AKB48グループ総監督を務める倉野尾成美が「皆さんに、(AKB48が)次の一歩に進むための発表があります」と切りだすと、VTRで「AKB48 20th Year Live Tour 2025 ~PARTYが始まるよ~」の開催を発表。8月から愛知、大阪、広島、宮城と巡り、ツアーファイナルとなる東京公演は12月4日(木)から7日(日)に日本武道館(全6公演)で行われることが明かされた。

マイクを渡された高橋が「こんなオファーの仕方あるの?」「めっちゃAKBじゃん」と困惑するのを尻目に、倉野尾は「たかみなさんには“AKB48 20周年応援総団長”になっていただきたいです」とオファーを続行。高橋は「なるちゃん、何でも“総”を付ければいいというものではない」と冷静にツッコミながらも、メンバーと観客の総団長コールに迎えられてステージ上へ。

そして、最後は倉野尾のリクエストで、高橋の音頭でメンバーと観客が「努力は必ず報われる」の名調子を合唱し、高橋はBGMに「M.T.に捧ぐ」が流れる中、ステージを後にした。











取材・文/須田紫苑