物価上昇に賃金の伸びが追い付かないならば、“カネを使わずに貯金する”という選択が堅実だ。たとえ収入が少なくとも貯蓄はできる。節約、副業、投資を軸に世帯年収300万円台でも再現可能な貯蓄術を紹介!
年間1300万ポイントを稼ぐ極意とは
節約に有効なのは「支出の見直し」だけじゃない。「現金かポイントのどちらかがもらえるなら絶対にポイント」。そう嬉々として話すのは、SNS上で有益なポイント情報を発信する、“ポイ活の達人”のしんぽい氏。ポイ活を始めて6年目、年間1300万ポイントを得て、生活のすべてをポイントで賄っている。年間100万ポイント超えは、しんぽい氏のように情報発信者にならない限り難しい。

頑張らなくても年間35万ポイントが狙える
しかし、年間35万ポイントなら、誰でも頑張らずに狙えるという。「コツコツとしたポイ活が億劫な人はまず、メールとネット上の買い物履歴を紐づけてくれるアプリ『MIKOSHI』を使って、その煩わしさから解放。メールから購入履歴だけを抽出してくれるので自動的に買い物一件につき2ポイント貯まります。
さらに、支払いは楽天カード、買い物は楽天市場のように結びつきの強いサービスを使っていれば、三重取り以上の相乗効果が。自分が属する“経済圏”を意識すれば、自然とポイントが貯まる仕組みを構築できます。
ポイ活に慣れたところでハピタス、ポイントタウン、ポイントインカムといったポイ活サイトを経由して買い物するようになれば、ポイントが1.5倍になり、四重取りも可能です」
ポイ活は初心者ほど有利!

「初回の登録や申し込み限定も多いので、条件の合うサービスにどんどん申し込めます。
最も互換性が高いポイントは?
貯めたポイントは、楽天ポイントやdポイントなどさまざまなポイントに交換可能だが、しんぽい氏のオススメはポイント界で最も互換性が高いというTポイントだ。「例えば、Tポイントを1.5倍に換算する毎月20日を狙って、ドラッグストアのウエルシアで買い物をする“ウエル活”。24万なら36万ポイントと、ポイントが爆増します。日用品はもちろん、食料品を扱うお店もあるので、食費ゼロだって実現できます」
支出の見直しとポイ活の両輪でタネ銭をつくるのだ!
お得オタク・しんぽい氏の節約の心得
ポイントが自然と貯まるシステムを構築し、貯めたポイントはキャンペーンで爆増させる
ポイ活の達人。食費・日用品・投資まで、生活にかかるお金の原資をすべてポイントで賄う。暮らしに役立つ情報をSNSで発信中
取材・文/週刊SPA!編集部