皆さん、こんにちは。結婚につながる恋のコンサルタント、山本早織です。
失恋したことはありますか?
突然ですが、失恋したことありますか? フラれるのはもちろん、フルのだって失恋と言えるでしょう。私も今までフラれて失恋したり、自らフって落ち込んだりしてきました。
特にフラれて失恋した時の、心のポッカリ感と言ったら何にも変え難いですよね。そして失恋をすると時間が経つにつれ、元カノ・元カレが素敵に思えてくる。
元カノを卒業して結婚相手を選ぶには?

ショウさん(仮名・35歳)、は「元カノのほうが優しかったし、ノリも合ってた気がする」と、2回目のデートでため息をついて相談してきました。
恋愛経験がある男性ほど陥りがちな罠
お相手は結婚相談所で出会った32歳の女性。気遣いもできるし、話も合わなくはない。でも、どこか物足りなさを感じてしまう。そしてまた、頭に浮かぶのは元カノの笑顔。……そう、恋愛経験がある男性ほど陥りがちな“元カノ比較”という罠なのです。国立社会保障・人口問題研究所の調査によれば、35~39歳の男性初婚率はわずか9.89%。一見、恋愛経験が豊富な人ほど婚活では有利に見えるけれど、実際は「理想の女性像」が固まりすぎていることで、目の前の人の“良さ”に気づけなくなっているケースも多く感じます。
結婚向きの女性の答えはシンプル

でも、ちょっと待って。それって、ただの“記憶のトリック”じゃないかしら?
結婚向きの女性って、結局誰なのか。答えは意外とシンプルです。
①一緒に疲れた日を過ごせる人
②無言が気まずくない人
③トラブルがあっても逃げずに向き合える人
つまり、“楽しい恋愛”の延長ではないわけです。
既婚男性が結婚相手に“妥協したくなかった条件”とは?
明治安田生活福祉研究所の調査によると、35歳以上の既婚男性が結婚相手に“妥協したくなかった条件”として挙げたのは、意外にも“価値観” “生活スタイル” “家事能力”など、“一緒に暮らす”上での実用的な要素でした。それってつまり、“ときめき”や“元カノに似てるかどうか”より、現実的に幸せを感じられるかどうかを重視しているってことですよね。
ショウさんも、自分の比較癖が“過去の未練”じゃなく、“未来への不安”から来ていると気づいたことで変わっていきました。
「元カノはこうだったのに」ではなく、「この人とどんな未来が作れるか?」に目を向けるようにしたのです。すると、不思議と彼女の小さな優しさや、価値観の近さに気づけるようになったといいます。
アップデートすべきは“女性”ではなく “自分”

今の自分は、過去の恋愛を経て、もっと深くパートナーを見極められるようになっているはず。
35歳を超えた今、必要なのは…
35歳を超えた今、必要なのは“ドキドキ”ではなく、“安定して信頼できる関係”を築ける相手。そして何より大切なのは、自分自身が「過去の恋愛にとらわれていること」にちゃんと気づき、手放す覚悟を持つことです。
「比べるべきは他人じゃなく、これからの自分の人生」――そう言える男性が、結婚に一歩近づけるのではないでしょうか?
―[結婚につながる恋のはじめ方]―
【山本早織】
1985年、東京生まれ。アイドル、銀座のホステスなどを経て、現在は恋愛コンサルタントとして結婚したい男女に向けて情報や出会いの場を提供する。「最短成婚成功の秘訣マガジン」をLINEで配信中。公式ホームページ「結婚につながる恋のコンサルタント 山本早織」(Xアカウント:@yamamotosaori_)