「結婚するには年収600万円は必要」はウソ…年収400万円前後でもスピード婚できた人の“シンプルな共通点”

―［結婚につながる恋のはじめ方］―

　皆さん、こんにちは。結婚につながる恋のコンサルタント、山本早織です。

金持ちがモテる時代ではない

　どうせ美人は高年収が好きなんだろ……。

　金持ちがモテる。そんな話はもう時代遅れ。

「結婚するには年収600万円は必要」なんて話、未だに信じていませんか？

年収400万円台でも結婚できたワケ

　確かに経済的な安定は、パートナー選びの1つの指標かもしれません。でも、女性が本当に求めている“安心感”って、実はもっと身近で現実的なものなんです。

　たとえば、最近私のもとに婚活相談に来ていた38歳の会社員・サトルさん（仮名）は、年収400万円台。婚活市場では「普通よりやや低め」と言われがちなラインです。でも、彼は交際半年で見事に結婚を決めました。

　どうしてうまくいったのか？　理由は1つ、“安心感”を言動でちゃんと示せたからです。

とにかく誠実なのが大事

　サトルさんは派手さはないけれど、とにかく誠実。LINEの返信はマメで、遅れるときも一言添える。デートでは相手の希望を優先し、無理せずできる範囲でちょっとした気配りを欠かさない。

　食事の支払いも、最初の何回かは自分が出していたけれど、その後は「お互いのペースで無理なくやっていきましょう」と提案。これが、相手女性にはすごく好印象だったそうです。

“安心感”は女性が最も重視している要素

　実はこの“安心感”、今の女性たちが最も重視しているキーワード。

　マッチングアプリ運営会社の調査では、54.3％の女性が「長時間一緒にいても疲れず、自然体でいられる相手」を結婚相手に求めていると回答しています。

　つまり、スペックよりも“居心地の良さ”。それこそが「この人となら将来を築けそう」と思える最大の要素なんです。

収入よりも価値観の近さや姿勢を重視

　彼女が語ってくれた決め手は、「この人なら、何があっても一緒に乗り越えていけそう」という確信。

　それは、年収ではなく、言葉や態度の積み重ねでしか得られない“信頼感”だったといいます。

　もちろん、経済的な基盤がまったく無視されるわけではありません。でも、今の女性たちはそれ以上に、「約束を守る」「話を聞く」「生活設計を一緒に考えられる」という価値観の近さや姿勢を見ています。

年収で諦めるのはもったいない！

　だからこそ、「年収が高くないから無理」と諦めるのは、実はすごくもったいない。

　実際、私が結婚相談所を開業した約10年前は年収が高ければ年齢差は気にしないと言う女性が多くいました。

　しかし、今は働きたい女性も増えていて、「生活をすべて旦那さんに依存するつもりはない」という人がほとんどです。

安心感は信頼・協力・価値観・将来設計の4点セット

　共働き、共子育て、共家事……すべて分担しながら、妊娠出産の時には奥様ファーストでいてくれる優しい男性が求められています。

「誰のおかげで生活できてると思っているんだ？」なんて昭和な考えを持つ男性はいくら稼いでいても論外。

　安心感とは、信頼・協力・価値観・将来設計の4点セットです。

　無理に背伸びせず、まずはあなた自身が「一緒にいて落ち着ける人」になること。それが結果的に、パートナーの「安心したい」という本能に応える最短ルートなのです。

―［結婚につながる恋のはじめ方］―

【山本早織】
1985年、東京生まれ。アイドル、銀座のホステスなどを経て、現在は恋愛コンサルタントとして結婚したい男女に向けて情報や出会いの場を提供する。「最短成婚成功の秘訣マガジン」をLINEで配信中。公式ホームページ「結婚につながる恋のコンサルタント 山本早織」（Xアカウント:@yamamotosaori_）