「盛り上げる準備できてる? 最高のライブにしようぜ!」と、メインボーカルを担当する橋本が第一声。バンド編成で始まったオープニングブロックは、SMAPの「SHAKE」で華々しくスタート。先日解散を発表したTOKIOの楽曲「LOVE,HOLIDAY.」や嵐の「truth」など、オリジナルアレンジで披露。ほかにも、Snow Man「Cry out」ではダンスと楽器演奏に加えて、ステージで菅田や川崎がアクロバットの大技を決めるなど圧巻のパフォーマンスを見せた。

そして最終ブロックは再びバンド編成へ。これから歩み出す自分たちを鼓舞するように、「Sometimes」(TOKIO)や「象」(SUPER EIGHT)などを会場全体に響かせた。
ラストの挨拶では、橋本が「改めて今日は会いに来てくださり、ありがとうございました。この公演で、やっと一歩が踏み出せたって気がしました。俺は言霊というものを信じています。なので、ちゃんと言わせてもらいますが、俺たち8人は絶対にこの事務所でデビューしてやります! 曲を出して、みんなのもとに届けます!」とシャウト。そんな真っ直ぐな言葉をぶつけると、ファンはそれ以上の声援で応える。そんなやりとりに橋本は、「優しくするなよ、泣くぞ」と照れ臭そうに笑った。
「どんなことでもやって、夢を掴み取って、10年、20年、30年、40年。ずっとこの仕事で食っていく。だから、俺たちとずっと愛し合っていこうぜ!」
そして、新曲「First Beat」をパフォーマンス。華々しくなくていい、泥臭くていい。どんな形になっても自分たちの存在意義を証明すると覚悟を決めたB&ZAIにしか奏でられない力強いサウンドを感じた。目指すステージは、音楽の聖地「日本武道館」だ。



