YouTubeで日々、恋愛心理を中心とした男女の恋愛観に関する情報発信をしています、結婚相談所「エースブライダル」主宰の関口美奈子です。
これまでに3万人以上の男性と向き合ってきた私の実体験と男女の心理に関する研究データから、リアルで実用的な情報をお伝えしたいと思います。
“やってはいけない5つの言動”
この記事に目を通してくださっているということは、きっと「そろそろ本気で恋人がほしい」「できれば結婚も視野に入れたい」と考えているのではないでしょうか。30代を過ぎると、恋愛や出会いに対する価値観も少しずつ変わってきます。若い頃のように軽い気持ちではなく、「落ち着いた関係を築きたい」「心から信頼できる人と出会いたい」と思うようになる方も多いはずです。
そんな中で、知らず知らずのうちに「出会いを遠ざけてしまう言動」を続けてしまっている方が少なくありません。今回は、30代以上の男性が本気の恋愛を叶えるために手放したい“やってはいけない5つの習慣”をお伝えします。
①自分を過小評価してしまう

それは自分を大きく見せるという意味ではなく、「自分には価値がある」と素直に認められる感覚のことです。
例えば、「自分は見た目も普通だし、収入も特別高いわけじゃないから……」と、初めから引け目を感じてしまう方もいます。その姿勢は、会話の雰囲気や振る舞いに現れ、相手に“遠慮”や“壁”として伝わってしまいます。
誰にだって欠点はあります。それよりも、自分なりのよさや誠実さを信じることが、自然な魅力につながるのです。
②条件で相手を選びすぎる
年齢を重ねるにつれて、「自分にはこういう相手が合う」という理想像が固まってくるのは自然なことです。ただし、その“条件”が厳しくなりすぎると、大事な出会いを見逃してしまうことがあります。
例えば、「30代前半で、細身で、料理が得意で、家庭的で……」と、細かい条件をいくつも並べてしまうと、その枠に当てはまらない女性を初めから対象外にしてしまうことになります。
恋愛はスペックの一致で起きるものではありません。
③過去の恋愛を引きずっている

「また傷ついたらどうしよう」「自分は人を幸せにできないのではないか」そんな思いが無意識にブレーキをかけてしまいます。
例えば、以前の交際で相手から突然距離を置かれた経験があると、次の出会いでもつい相手の反応を過剰に気にしてしまい、ぎこちない関係になりがちです。
過去は過去。未来は今からどう動くかで変えていけます。大事なのは、「今回は前とは違う」「新しい関係を築く」という前向きな気持ちです。
④恋愛への意識が生活に表れていない
出会いを求めてはいるものの、日常のふるまいが恋愛に対してオープンになっていない方も多いです。つまり“心は前向きでも、行動が伴っていない”状態です。例えば、服装や髪型がここ数年ずっと同じだったり、休日の過ごし方が毎週ほぼ変わらなかったりすると、出会いのスイッチが入っているとは言えません。
また、異性との接点が極端に少ない生活を続けていると、自分自身も恋愛モードに入りにくくなります。
ほんの少しだけ意識を変えるだけで、周囲の反応も変わってきます。外見を整える、新しい趣味に挑戦する、人と会う機会を増やす。それだけでチャンスの芽は広がっていきます。
⑤焦りが言動ににじみ出ている

しかし、その焦りが見え隠れすると、相手に重たさやプレッシャーを与えてしまうことになります。
例えば、初対面の段階でいきなり「結婚を前提に」と言ってしまったり、数回のやりとりで「真剣な関係になれそうですか?」と急ぎすぎたりすると、相手が構えてしまう可能性があります。
恋愛も結婚も、信頼と安心感の上に成り立つものです。焦りは隠そうとしても表情や言葉に滲み出ます。まずは、目の前の相手との関係を丁寧に築いていくことが、結果として将来につながるのです。
本気の出会いを求めている人は…
本気の出会いを求めるなら、まずは自分の中の習慣や思考パターンに目を向けてみることが大切です。無意識のうちに繰り返していた行動が、実は出会いを遠ざけていた――ということは、少なくありません。・自分を信じること
・相手を条件で見すぎないこと
・過去を手放し、今に集中すること
・恋愛に向けて生活全体を整えること
・焦らず、着実に関係を育てること
この5つを意識するだけで、出会いの質が変わり始めます。そして、あなたらしい自然な魅力が、きっと誰かの心を動かします。変化は、ほんの少しの意識から生まれます。今日からできることを始めてみませんか。
―[恋愛コーチ・関口美奈子]―
【関口美奈子】
恋愛コーチ。