メンズファッションバイヤー&ブロガーのMBです。洋服の買いつけの傍ら、「男のおしゃれ」についても執筆しています。
完売前におさえておくべき「ユニクロC」
ユニクロのコラボライン「ユニクロC」の新作が9月5日から発売となります。毎度即日完売の品番もあり、転売ヤーの温床となっているユニクロC。今回は完売前におさえておくべき「マストバイ」を5つ厳選しお送りします。
高級ブランドでしか見られない程よいハリと柔らかさ
・ニットジャケット 7990円
ウールを縮絨した本格的な素材が特徴。高級ブランドでしか見られない程よいハリと柔らかさはとても7990円とは思えません。ナイロン糸を混紡しているため物性も安定しており、型崩れもしにくく、またわずかに光沢感もあります。
ニットの編み地をパターンごとに変えているのもスゴい。前身頃や袖パーツなど部位に適した編み地にしてあり、羽織ってみると立体的で体にきれいにフィットしてくれる。
ユニクロだと思われることはまずない

裏地を抜いてライトウェイトにしているので秋から着用可能で、冬場はインナーダウンなどが入るように身幅もやや広めに設計されています。
着丈も短くコンパクトなのでONスタイルからOFFシーンまで幅広く活用できそう。
ブランドものを買おうと思えば3万円
・ローゲージハイネックセーター 3990円
こちらはアクリルが主要原材料であり、生地的には決して高いものではありませんが、本格的なウール糸に見えるようにうまく作られており、文句なし。程よい光沢と着心地のいい伸縮性で3990円とは思えません。
ハイネックはタートルネックとクルーネックのちょうど中間、首のチクチク感も少なく締め付けもないため、顔が大きく見えるようなこともありません。冬のインナーウェアとして大活躍すること間違いなし。
服好きが反応するトレンドカラー

また、ショルダーは大きめ・着丈は短めで体型をカバーするのに適したシルエットに。ゆったりとしているので体のラインは出にくいですが、かといって着丈は長くないのでルーズに見えない。
この好バランスでこの価格はあり得ない。175cm67kgの筆者でLサイズが適合です。
ルーズなサイズ感と本格的な高級素材
・ブロードオーバーサイズシャツ 3990円
サイズ感は大きめで裾はボックスカット。カジュアルなワークシャツ系のシルエット作りですが、素材がドレスライクなブロードなのでルーズな印象になりすぎない。
シャツはなかなかバランスが難しく、かっこよく作れば作るほどスーツ用のドレスシャツに見られがち。ルーズなサイズ感と本格的な高級素材でそのバランスをとっています。
シャツを買うならまずユニクロC

シャツを買うならまずユニクロCをチェックしましょう。175cm67kgの筆者でLサイズが適合です。
黒色を選ぶともはやスラックス
・スウェットワイドパンツ 3990円
裾がジョガーではなく、ストレートなことも手伝って黒色を選ぶともはやスラックスに見えるほどです。
「スウェットパンツなんてルームウェアでしょう??」と思う人もいるでしょうが、とんでもない。見た目の印象は下手なスラックスより落ち感と光沢感があり文句なし。
飽きたらルームウェアとしても使える

ルーズなサイズでストリート風に着用する人もいれば、ジャストサイズで大人な装いをされる方もいる活用幅の広いアイテム。1枚は持っておくべきです。
着心地がいいので飽きたらルームウェアとしても使えるし、これで3990円は激安。175cm67kgの筆者でLサイズが適合です。
通常のヒートテックと比べると肌あたりが段違い
・極暖ヒートテックカシミヤブレンドタートルネックT/9分袖 2290円
肌着にカシミアなんて贅沢な……と思うかもしれませんが、やはり通常のヒートテックと比べると肌あたりが段違い!
一枚着ではなく、あくまでインナー

ただし、こちら一枚で着用するのは危険。肌着として作られているのでサイズ感はぴったりで生地も薄手。一枚着ではなく、あくまでインナーとして使うのがおすすめです。175cm67kgの筆者でLサイズが適合です。
以上、ユニクロCマストバイ5選でした。
―[メンズファッションバイヤーMB]―
【MB】
ファッションバイヤー。最新刊『ロードマップ』のほか、『MBの偏愛ブランド図鑑』『最速でおしゃれに見せる方法 』『最速でおしゃれに見せる方法』『幸服論――人生は服で簡単に変えられる』など関連書籍が累計200万部を突破。ブログ「Knower Mag現役メンズバイヤーが伝えるオシャレになる方法」、ユーチューブ「MBチャンネル」も話題に。