―[絶対夢中★ゲーム&アプリ週報]―

 今年も残すところあとわずか。2025年はNintendo Switch 2で盛り上がったゲーム界でしたが、果たして2026年はどのような1年になるでしょうか。
実は、年明け1月~3月は注目の大作・期待作が目白押し。ゲームファンはラインナップをしっかりチェックしておきましょう!

島の暮らしがちょっと便利に遊びやすく!

●1月15日発売予定
『あつまれ どうぶつの森 Nintendo Switch 2 Edition』
Nintendo Switch 2/任天堂

『ドラクエ7』リメイクに『バイオ』新作、2026年1~3月は...の画像はこちら >>
 新年のお年玉というわけではないですが、「任天堂、太っ腹!」という声が上がっているのが『あつまれ どうぶつの森 Nintendo Switch 2 Edition』。Switch版を持っていれば550円の「アップグレードパス」のみで遊ぶことができます。

 画面の解像度が上がったのはもちろん、Joy-Con 2のマウス対応となり、部屋の模様替えやマイデザインが操作しやすくなっています。無料アップデートで、無人島にリゾートホテルがオープンする新要素も配信予定。しばらく島をほったらかしにしているという人は、久々に遊びに行ってはいかがでしょう?

ドラマチックな探索アクションRPGの続編

●1月29日発売予定
『CODE VEIN II』
PS5、Xbox Series X|S、PC/バンダイナムコエンターテインメント

『ドラクエ7』リメイクに『バイオ』新作、2026年1~3月は話題のゲームが目白押し。「これだけは遊んでおきたい7本+α」
滅びの運命に抗う吸血鬼と人間のドラマを描く『CODE VEIN II』公式サイト
 ハンティングアクション『ゴッドイーター』の開発陣が手掛け、全世界400万本を突破したアクションRPG『CODE VEIN』(2019年)の続編が、満を持して登場します!

 今回は「歴史改変」をテーマに、100年前の過去世界を巡り、滅びを止めようとする吸血鬼ハンターが主人公。前作は派手でキレの良いアクションと、歯ごたえあるボスバトルが特に海外で好評でした。『CODE VEIN』が世界的シリーズになるかは、この『II』にかかっています。

キーファ、マリベル、ガボ……懐かしの『DQ VII』

●2月5日発売予定
『ドラゴンクエストVII Reimagined』
Nintendo Switch 2、Nintendo Switch、PS5、Xbox Series X|S、PC/スクウェア・エニックス

『ドラクエ7』リメイクに『バイオ』新作、2026年1~3月は話題のゲームが目白押し。「これだけは遊んでおきたい7本+α」
PS1で発売された『ドラゴンクエストVII』のフルリメイク版公式サイト
 10月に発売されたHD-2D版『ドラゴンクエストI&II』の話題も冷めやらぬうちに、今度は『ドラゴンクエストVII』のフルリメイク版がリリースされます。

 この『Reimagined』はHD-2Dリメイクではなく、キャラクターを人形のような温かみある「ドールルック」スタイルで表現。町やフィールドもジオラマ風になっています。シナリオ途中で離脱することから、“種泥棒”と不名誉なあだ名がついているキーファが、大人の姿でトレーラーに登場し、さっそく話題に! どういうアレンジがなされているのか楽しみです。

平安、戦国、幕末を巡る和風アクションRPG

●2月6日発売予定
『仁王3』
PS5、PC/コーエーテクモゲームス

『ドラクエ7』リメイクに『バイオ』新作、2026年1~3月は話題のゲームが目白押し。「これだけは遊んでおきたい7本+α」
高難度で知られる和風アクションRPG『仁王』第3弾公式サイト
 ダークな戦国アクションとしてグローバルタイトルへの道を歩んでいる『仁王』。『仁王』シリーズは全世界累計出荷本数800万本突破(2025年5月時点)とヒットしています。

 最新作は、後の徳川家光である徳川竹千代が妖怪に支配された日本を救うため、時を超え、運命を変える戦いに挑みます。侍と忍者を瞬時に切り替えるアクションと、戦国、平安、幕末へ飛んで歴史上のさまざまな人物と出会うストーリーがポイント。
本郷奏多さん、土屋太鳳さんがキーキャラクターとして出演することも発表されています。

家族やフレンドと盛り上がるテニスゲーム

●2月12日発売予定
『マリオテニス フィーバー』
Nintendo Switch 2/任天堂

『ドラクエ7』リメイクに『バイオ』新作、2026年1~3月は話題のゲームが目白押し。「これだけは遊んでおきたい7本+α」
ラケット選びが勝負の鍵を握る『マリオテニス』最新作公式サイト
 ファミコンの『テニス』では審判をしていたマリオも、今ではすっかりプレイヤーに(笑)。2018年にSwitchで発売された『マリオテニス エース』からおよそ8年ぶりとなる、Switch 2新作が『マリオテニス フィーバー』です。

 新要素はさまざまな効果を発生させる「フィーバーラケット」。コートを凍らせる「アイスラケット」、自分の分身を作る「シャドウラケット」など、全30種類あるラケットをうまく活用して対戦します。総勢38キャラクター×30種類のラケットの組み合わせが勝負の鍵です!

究極の恐怖と爽快アクションの合わせ技!

●2月27日発売予定
『バイオハザード レクイエム』
PS5、Nintendo Switch 2、Xbox Series X|S、PC/カプコン

『ドラクエ7』リメイクに『バイオ』新作、2026年1~3月は話題のゲームが目白押し。「これだけは遊んでおきたい7本+α」
シリーズの原点・ラクーンシティが舞台の『バイオハザード レクイエム』公式サイト
 ナンバリングこそされていませんが、実質『バイオハザード』第9作に相当するメインシリーズ最新作が『バイオハザード レクイエム』。『バイオハザード』30周年記念作で、まさに世界が注目する、年明け2月の目玉タイトルです。

 舞台は初代のバイオハザード事件を受け、「滅菌作戦」で消滅したはずのラクーンシティ。FBI分析官・グレースのパートでは恐怖に震え、歴戦のエージェント・レオンのパートでは爽快なアクションを繰り広げる、『バイオハザード』の魅力を一気に味わえる構成となっています。渋いイケオジになったレオンのビジュアルも見どころ!?

ポケモンを集めて、一緒にのんびり街作り

●3月5日発売予定
『ぽこ あ ポケモン』
Nintendo Switch 2/ポケモン

『ドラクエ7』リメイクに『バイオ』新作、2026年1~3月は話題のゲームが目白押し。「これだけは遊んでおきたい7本+α」
『ポケモン』からスピンオフしたスローライフゲーム『ぽこ あ ポケモン』公式サイト
 これまで、さまざまなジャンルの『ポケモン』派生作がリリースされていますが、『ぽこ あ ポケモン』はシリーズ初となるスローライフ・サンドボックスゲーム。のんびり派にはピッタリの1本です。

 人間の姿に変身したメタモンになって、木や石などを材料に道具を作り、何もない場所をポケモンが住みやすい街に変えていきます。最大4人で一緒に遊ぶことも可能。他プレイヤーの街に出かけて記念撮影をしたり、みんなで大きな家を建てたり、自由度の高さも売りです。


 以上、2026年1月~3月発売予定の話題作・大作7本を紹介してきました。そのほかでは、モンスターに乗って冒険できるRPG『モンスターハンター ストーリーズ3~運命の双竜~』(3月13日発売予定/PS5、Nintendo Switch 2、Xbox Series X|S、PC)。『アークナイツ』のGRYPHLINEによる3Dリアルタイム戦略RPG『アークナイツ:エンドフィールド』(1月22日配信予定/PS5、iOS、Android、PC)。また、個人的に注目している、『アナザーコード』『ウィッシュルーム』を手掛けた鈴木理香さんが原作・シナリオのミステリーアドベンチャー『ダークオークション』(1月29日発売予定/Nintendo Switch、PS5、PC)も気になるところ。2026年もゲームで忙しい毎日になりそう!

<文/卯月鮎>

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【卯月鮎】
ゲーム雑誌・アニメ雑誌の編集を経て独立。ゲーム紹介やコラム、書評を中心にフリーで活動している。雑誌連載をまとめた著作『はじめてのファミコン~なつかしゲーム子ども実験室~』(マイクロマガジン社)はゲーム実況の先駆けという声も
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