―[結婚につながる恋のはじめ方]―

 皆さん、こんにちは。結婚につながる恋のコンサルタント、山本早織です。

結婚したいけれどできていない

「いつまでも結婚できない男性」に共通している“簡単なのに全然...の画像はこちら >>
 結婚したいと思っているのに、なぜか結婚までたどり着けない。そんな“もどかしさ”を抱えている人が、今の時代には非常に多いようです。

 内閣府の調査によると、独身者のうち「いずれ結婚したい」と答えた人は依然として6~7割にのぼる一方で、「結婚したいけれどできていない」と感じている人が男性で約47%、女性で約43%にも達しています。つまり、結婚への意欲があるにもかかわらず、その願いが実現できていない人がかなりの割合を占めているのです。

自分には結婚は無理なのでは…

「いつまでも結婚できない男性」に共通している“簡単なのに全然やらない言動”
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 恋人がいない。出会いがない。誰かと深い話をする機会もほとんどない。

 そんな状態が続いていると、「自分には結婚は無理なのでは」と考えてしまうこともあるのではないでしょうか。

 ある調査では、20~40代の独身男性のうち約半数が「いい出会いがない」と回答し、さらに「恋人がいない」と答えた人も多数にのぼりました。アプリやSNSでつながれる時代なのに、現実では人間関係が薄くなっているという矛盾。恋愛に発展する前の「会話する相手すらいない」という声も多く聞かれます。

何人かの女性と出会ってみたけど…

 タツヤさん(仮名・33歳)は、婚活アプリや友人の紹介などで何人かの女性と出会ってきました。しかし、「いい感じだな」と思っても、どう将来の話に進めればいいかわからなくなったり、恋愛に発展したとしても結婚に向けた具体的なステップに進まず1年以内に破局することがほとんどだったと言います。

「自分は結婚したい気持ちはあるけれど、相手にそこまでの温度を感じられないことが多くて……。結婚観や価値観が違うと、お互い踏み込めないまま関係が終わってしまうんです」

結婚が難しくなっている社会的な要因

「いつまでも結婚できない男性」に共通している“簡単なのに全然やらない言動”
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 これは決して特別なケースではありません。多くの独身男性が似たような悩みを抱えています。
結婚が難しくなっている背景には、いくつかの社会的な要因があります。

 まず、出会いの機会そのものが減っていること。職場や友人関係だけでは出会いが限られ、婚活サービスを使わない限り、異性と知り合う機会がほとんどないという人も少なくありません。

経済的不安を抱えているケースも

 次に、経済的不安です。将来の生活に対する漠然とした不安や、今の収入では家庭を持てないという思いが、結婚へのブレーキになっているケースもあります。

 さらに、結婚に対する価値観の多様化も見逃せません。自由や自立、趣味を優先する生き方が増え、「結婚=幸せ」とは限らないという考え方が広まっているのです。

結婚できない何よりも大きい要因は…

「いつまでも結婚できない男性」に共通している“簡単なのに全然やらない言動”
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 そして何より大きいのは、「結婚したいとは思っているが、実際の行動に移せていない」という人が非常に多いこと。気持ちはあっても、動かなければ何も始まりません。

 結婚を望んでいるのであれば、まずは“出会いの場に自ら足を運ぶ”ことが大切です。

 婚活アプリでも、マッチングイベントでも、オンラインのコミュニティでも構いません。最初の一歩を踏み出すことで、現実が少しずつ変わっていきます。

受け身のままでは前に進めない

 また、自分の中の「結婚観」や「理想のパートナー像」を言葉にしてみることもおすすめです。明確な軸があれば、相手選びもブレずに進められます。


 結婚が難しい時代だからこそ、受け身のままでは前に進めません。

「結婚したいのにできない」という現実に向き合いながら、自ら行動する勇気を持つことが、未来を切り開く第一歩になるのではないでしょうか。

―[結婚につながる恋のはじめ方]―

【山本早織】
1985年、東京生まれ。アイドル、銀座のホステスなどを経て、現在は恋愛コンサルタントとして結婚したい男女に向けて情報や出会いの場を提供する。「最短成婚成功の秘訣マガジン」をLINEで配信中。公式ホームページ「結婚につながる恋のコンサルタント 山本早織」(Xアカウント:@yamamotosaori_)
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