―[ゼロ恋愛 ~経験値ゼロから学ぶ恋愛講座~/堺屋大地]―

 こんにちは、恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラーの堺屋大地です。
 筆者はLINE公式サービスにて計1万件以上のチャット恋愛相談を受けてきました。
また知人経由で対面の相談を受けることも多く、性別・年齢問わずさまざまな方の恋のお悩みをうかがい、知見を深めているのです。

 2020年国勢調査によれば、日本人の「生涯未婚率」(50歳時の未婚割合)は年々上昇しており、女性は17.8%、男性に至っては28.3%にも及びます。そんななかで、恋愛がうまくいかないという方々にも筆者の知見が少しでも役に立てばなによりです。

食事デート中、実は女性から幻滅されている男性の行動4つ。盛り...の画像はこちら >>

ビジュは悪くないしトーク力にも自信アリなのに…

※この記事は本人の許可を得て掲載しています。ただし、プライバシー保護のため実際のエピソードから一部変更しています。

 今回は恋活・婚活中という道彦さん(仮名・男性・43歳)からのご相談。

「おぢアタックなんて言われたくないので、お相手は同年代の女性かせいぜい5歳下ぐらいまでの女性に絞っています。それで、自分で言うのもなんですが、ビジュはそこまで悪くないと思うし、学生時代から陽キャだったんでトーク力もあると思っています。

 でも2回目のデートになかなか繋がらない……。1回目のデートで食事か飲みに行って、僕的には盛り上がったなと感じていても、お相手の女性からフェードアウトされてしまって、なかなか次のデートができないんです。そういうのがもう何人も続いています」(道彦さん)

 道彦さんは通信系企業の営業マンで、年収は500万円台というまずまずのスペック。見た目は清潔感があってさわやかですし、ハツラツとした喋り方で明るい印象。一見すると2回目のデートに繋がらない理由は見当たりません。


 ……となると、おのずと“飲食中の言動”になにか原因があるのではないかと推察できます。

 そう予想して道彦さんにヒアリングをしていくと、食事デートの“非モテあるある”とも言えるような、4つのNG行動が発覚したのです。

①店員さんに対して“お客様は神様”的に横柄な態度

 まず、道彦さんは食事デートのNG行動の代名詞でもある「店員さんに横柄な態度」を、無自覚で連発していたことが発覚しました。

 店員さんを呼ぶときは、「お~い、早く来いよ!」といった悪い意味で“お客様は神様”的な態度を取っていた模様。

 ちなみに最近はタッチパネル注文やQRコードからスマホ注文するお店も増えていますが、道彦さんは入力がめんどくさいからという理由で、いちいち店員さんを呼び付けていたそうです。

 また、道彦さんいわく「そのお店のためを想って言っていた」そうですが、例えば料理の到着が遅い、料理が冷めている、料理の味が薄いといったことを、わざと店員さんが近くにいるときに大きな声で言うこともあったんだとか。

 もちろん店員さんに対して、「ありがとう」「ごちそうさま」といった感謝の言葉を伝えたことは、今まで一度もないそうです。道彦さんによると、「こちらはお金を払ってサービスを受けている側だから感謝を伝える必要はない」という理屈でした。

②すぐにスマホをイジってしまい会話中にもLINE返信

 道彦さんは日頃からすぐにスマホをイジるクセがあるそう。

 徒歩移動中の信号待ちのときやエレベーターに乗っているときなど、そんなわずかなスキマ時間でもネットニュースを読んだりゲームをしたりしているんだとか。

 そして食事デート中にも、なかば無意識でついついしてしまっているとのこと。会話が途切れたほんの一瞬の時間でもスマホをイジってしまうと言います。

 また女性との会話の真っただ中でも、LINE通知が来るとそちらを優先。急ぎの用件でもないのに、スマホに目を落として返信を優先させてしまうそう。
それも食事中に何度も何度も……。こんなことをされれば、多くの女性が気分を害することでしょう。

③2回はタバコを吸いに席を立ち、しばらく戻らない

 道彦さんはヘビースモーカーで、1時間に1度は吸いたくなるそう。

 それは女性とのデート中も同じで、飲食店に2~3時間滞在するとしたら、その間に2回はタバコを吸いに喫煙スペースまで行って、5~10分ほど席を立つと言います。

 その間、女性は一人で放置されて、退屈な気持ちや気まずい気持ちになっているのは想像に難くありません。

 しかも道彦さんはタバコを吸いながらもスマホをチェックするクセがあり、仕事のメール返信をし始めて、席に戻るのが遅くなってしまうこともよくあるそう。一番ひどいときは、喫煙中にかかってきた仕事の電話に出てしまい、30分ほど女性を放置していたこともあったんだとか……。

④「奢ってあげたんだから…」と2軒目や自宅に誘う

 道彦さんは“デート代は男が全額払う派”のため、飲食の代金はスマートに自分が全額支払っておくようにしているそう。しかし、問題はその後。

 道彦さんいわく「あくまで冗談」らしいのですが、「奢ってあげたんだからもうちょっと付き合ってよ」と切り出し、終電間近でももう1軒行こうと誘ったり、自分の家で飲み直そうと提案したりしているんだとか。

 道彦さんとしては本当に冗談のつもりだったとしても、女性からは“関係”を持ちたいという下心がミエミエだと思われても仕方ありません。

 そもそも「お金を出してもらった」という弱みに付け入るような交渉が、器の小ささを露呈している発言とも言えるでしょう。

「ほとんど無自覚・無意識でやってしまっていました」

 道彦さんは「指摘してもらったその4つ、ほとんど無自覚・無意識でやってしまっていました」と、過去の自分の言動を悔やんでいました。

 道彦さんがこれまでの失敗の経験を糧に、食事デート中もスマートな紳士に生まれ変われるよう、応援しています。


<文/堺屋大地>

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【堺屋大地】
恋愛をロジカルに分析する恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー。本連載意外に『SmartFLASH』(光文社)でドラマコラム連載、『コクハク』(日刊現代)で芸能コラム連載。そのほか『文春オンライン』(文藝春秋)、『現代ビジネス』(講談社)、『集英社オンライン』(集英社)、『週刊女性PRIME』(主婦と生活社)、『女子SPA!』(扶桑社)などにコラム寄稿。LINE公式のチャット相談サービスにて、計1万件以上の恋愛相談を受けている。公式SNS(X)は@SakaiyaDaichi
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