メンズファッションバイヤー&ブロガーのMBです。洋服の買いつけの傍ら、「男のおしゃれ」についても執筆しています。
連載第563回をよろしくお願いします。
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今回はユニクロを超えた逸品たち!

 スウェットやヒートテック、エアリズムなどユニクロの名品は多数ありますが……しかしそれも昔の話。今はもっと優れたアイテムがあるんです!

 今回はユニクロの逸品を超えた究極の銘品を紹介します!

スウェットはもはやGUが上!!

・UNIQLO スウェットプルパーカ 3990円

ユニクロ「実は買ってはいけない5つのアイテム」…競合ブランドに“ユニクロ超えの名作“があった!
スウェットプルパーカ
 ユニクロの名作中の名作スウェットパーカーですが、すでに発売から数十年。いまだに愛され支持されているアイテムですが……実はこれより優れたパーカ、スウェットシリーズはほかにもたくさんあるのです。

 確かにこのパーカ、生地は肉感・程よいシワがあるヴィンテージテイストながら、軽量で実用性も高く万人にオススメできるアイテムです。しかしながら万人向けの「バランスアイテム」だけに尖ったところがないのが悲しいところ。1億人が60%くらいの満足度を得られるアイテムだと思いますが……たとえば、「おしゃれ目線」ならもっと優れたパーカがGUにあります。

「オシャレ目線」で優れたGUのパーカ

・GU ヘビーウェイトスウェットパーカ(長袖)(セットアップ可能) 2990円

ユニクロ「実は買ってはいけない5つのアイテム」…競合ブランドに“ユニクロ超えの名作“があった!
ヘビーウェイトスウェットパーカ(長袖)(セットアップ可能)
 GUが展開しているこのヘヴィースウェットシリーズは見た目の印象で言えば誰がどう見てもユニクロよりも本格的でおしゃれ。古着のような肉感あるスウェットでかつ光沢感も程よくあり、しかも洗ってもシワになりにくく経年での変化もそこまで起きない。

 値段も安く、ユニクロと比べてもフルZIP、ハーフZIP、パンツ、プリントものなどバリエーションも圧倒的に豊富。「おしゃれ目線」で考えるなら正直、ユニクロよりGUの圧勝です。もはやオシャレ目線でユニクロを選んでいる人は「損してる」とも言えるレベル。

 ただし、もちろんユニクロもいいところがあり、一つは軽量で着心地がいいということ。GUはやや重量感があるのでオシャレ目線なら我慢できますが、実用面でいえばデメリットに感じるでしょう。


 また、GUは冬用の裏起毛がほとんどで、ユニクロはオールシーズン対応の裏毛がほとんど。このあたり「着用期間」という実用性を意識するならやはりユニクロの勝ち。おしゃれ目線ならGU、実用面ならユニクロといったところでしょうか。

ユニクロでパーカを選ぶなら…

・スウェットオーバーサイズプルパーカ 3990円

ユニクロ「実は買ってはいけない5つのアイテム」…競合ブランドに“ユニクロ超えの名作“があった!
スウェットオーバーサイズプルパーカ
 またユニクロも最近はおしゃれかつ軽量に見えるパーカを開発しヒットを飛ばしていますが、古着などの本格的な風合いという意味合いでは、やはりGUの方がおしゃれ路線と言えるかもしれません。好みもありますが……。

ヒートテックはもはやワークマンが上!!

・UNIQLO ヒートテッククルーネックT/9分袖 1290円

ユニクロ「実は買ってはいけない5つのアイテム」…競合ブランドに“ユニクロ超えの名作“があった!
ヒートテッククルーネックT/9分袖
 この時期欠かせない国民着であるヒートテック。冬の厳しい寒さを耐えるために誰もが肌着に仕込んでいることでしょう。最近では通常のヒートテックだけでなく極暖・超極暖・カシミア混極暖モデルなど様々なバリエーションが展開されていますが。

 正直、ヒートテックを遥か上回る肌着がそう違わない価格で「ユニクロ以外」で展開されていることをご存じでしょうか?

ワークマンの定番商品に注目アイテムが!

・ワークマン メリノウール100長袖クルーネック 1900円

ユニクロ「実は買ってはいけない5つのアイテム」…競合ブランドに“ユニクロ超えの名作“があった!
メリノウール100長袖クルーネック
 それがこちら。ワークマンの定番商品メリノウールの肌着です。

「ウール100%の肌着なんてチクチクするんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、極細メリノウールを高密度に編み立て起毛感も少なくしているのでさほどチクチク感はありません。加えてウールは放湿性が極めて高い天然の機能繊維。実はプロの登山用肌着などは基本的にウールであることが多く、機能性は化学繊維を大きく上回ります。蒸れによって体温低下の危険が生じるプロは確かな実用品を選ぶもの。mont-belなどの本格アウトドアブランドの肌着もよく売れているのはウール製なのです。


 またウールは肌着に欠かせない「消臭効果」も備えています。ケアも楽ちんでウォッシャブルなので正直ヒートテックに劣る部分がない……。唯一挙げるなら「バリエーションの少なさ」「値段が少し高い」点くらいでしょうか。

 またよく言われることですがヒートテックには寿命があり、3シーズンでの買い替えも公式も推奨しています。一方でウール肌着には基本的にこうした寿命のような概念はあまりなく、使用頻度やケアの仕方などでも伸びや毛羽立ちが出るでしょうが、おおむね5年程度なら使用に耐えうると考えられています。

防寒アウターはもはや無印が上!!

・UNIQLO パフテックパーカ 7990円

ユニクロ「実は買ってはいけない5つのアイテム」…競合ブランドに“ユニクロ超えの名作“があった!
パフテックパーカ
「防寒アウターといえばユニクロ」のイメージがある人も多いでしょう。

 確かに出張先などで急な寒さに襲われたら駆け込む先はユニクロです。「急に寒くなってきたからとりあえずユニクロでアウター買わなきゃ」なんて考える人は多いはず。ダウン系ならユニクロも1万円を超える値段になっていますが、パフテック(中綿)なら数千円と手頃な価格で買えて、確かな防寒機能があるので頼っている方も多いのでないかなと思います。

 近年人気のパフテックパーカは、確かに防寒も価格もちょうどよく軽く使い勝手が良いことで大ヒットを生んでいます。しかしその反面、「頻繁におじさんが着ているのを見かける」「デザインがいかにもユニクロでオシャレ感が薄い」「フードが小さくバランスが悪い」など、おしゃれ目線では少々気になる部分が多いのも事実。

ユニクロとほぼ同じ価格で手に入る

無印良品 紳士 防風撥水中わたフードジャケット 7990円

ユニクロ「実は買ってはいけない5つのアイテム」…競合ブランドに“ユニクロ超えの名作“があった!
紳士 防風撥水中わたフードジャケット
 そこでこちらがおすすめです。ユニクロとほぼ同じ価格で手に入る無印の中綿ジャケット。

 無印は以前からこの手の中綿ジャケットを作る際に「個性を消します」。
ユニクロはいかにも「ユニクロです」と言わんばかりのデザインディティールをどこかに盛り込みますが、無印は基本的に何もない。どこのブランドなのか、どこのショップで買ったものか特定しにくいくらい「今のトレンドの平均値」を狙ってきます。

 パーテーションデザイン、シルエットなど、アローズやビームスで売っていてもおかしくないようなトレンドの平均値的な印象。機能性もユニクロとさほど変わらないなら、わざわざ「ユニバレ」するようなおじさんが皆一様に着ている「サラリーマン着」よりもこちらがオススメです。

ワイドパンツはもはやZARAが上!!

・UNIQLO バギージーンズ 4990円

ユニクロ「実は買ってはいけない5つのアイテム」…競合ブランドに“ユニクロ超えの名作“があった!
バギージーンズ
 今やユニクロはトレンドも押さえている! 業績絶好調のユニクロは定番品だけでなく、トレンドもしっかり意識しています。

 その証拠に最近ではボトムスもワイドを多く展開しており、デニムにスラックスに様々なバリエーションを展開しています。ますます「ユニクロだけでいいじゃん」が加速しそうですが……おしゃれに詳しい人には「え?ユニクロでワイドを買うの?」と嘲笑されるかもしれません。

服好きに向けた超オシャレデザイン

・ZARA バギーフィットデニムパンツ 6590円

ユニクロ「実は買ってはいけない5つのアイテム」…競合ブランドに“ユニクロ超えの名作“があった!
バギーフィットデニムパンツ
 ユニクロのワイドの欠点は「万人向け」ということに尽きる。

 ユニクロのメリットは幅広く多くのユーザー層に売れるため生産枚数を極大化できる、そのためコストを極限まで下げられるということにあります。だからこそのデメリットですが、「尖ったアイテムを作れない」わけですね。

 ワイドなどはまさに「尖り」が必要な際たるもの。ワイドをあまりワイドすぎるサイズにすると、当然おじさんたちに見向きもされなくなってしまう。そこでユニクロはしょうがなく「ワイド」と書きながら、「ストレート」レベルのシルエットにせざるを得ない。そうするとなんとも中途半端なシルエットになり、「オシャレ感」は薄くなってしまうわけ。


 そこでおすすめはZARA。ZARAはそもそも多品種少量生産のため「数で稼ぐ」という考え方ではありません。「沢山の型数を作ってどれかが刺されば!」という数うちゃ当たるモデル。ですから尖った商品も作りやすく「服好きに向けた超オシャレデザイン」なども多く存在します。

 そのためワイドはデザイナーズブランド並みの美しいシルエットのものも多く、ユニクロを遥か上回るクオリティに。加えてデニムの加工などはどうしてもコストと比例してしまう。手作業で行うほどデニムは加工が美しく見えるためレーザー加工のユニクロでは限界があります。同じ量産品でもユニクロよりも多少手をかけているのがZARA。このへんは値段の差にはどうしても勝てないというところです。

エアリズムTシャツはもはやBOODYが上!!

・UNIQLO エアリズムコットンオーバーサイズTシャツ/5分袖 1990円

ユニクロ「実は買ってはいけない5つのアイテム」…競合ブランドに“ユニクロ超えの名作“があった!
エアリズムコットンオーバーサイズTシャツ/5分袖
 夏だけでなく多湿で冬も蒸れやすい日本。ヒートテックよりもエアリズムを使う頻度が高いという人も多いことでしょう。

 最近、ユニクロは「裏側がエアリズム、表側がコットン」といったような、一枚で使えるエアリズムTシャツも多く展開しており、世界的なヒットを飛ばしています。

 しかしながら、いくらなんでも毎年毎年このモデルを強く打ち出しており、しかもどの地域でもどのシーズンでもこのTシャツが売れてるらしく……とにかく被りが半端ないのです。


 海外旅行に行かれる方なら分かるかもしれませんが、このTシャツ日本だけでなくアジアでもヨーロッパでも打ち出して売れているので……もう食傷気味も限度が超えています。夏は街を歩くとこれを着ている人に必ず出くわす。ユニクロ側も色展開を異常に豊富にして被りを気にしている様ですが、さすがにもう限界じゃないか。

 服好きな人なら……いや、服を多少なりとも気にする人なら、もう少しだけならお金を出してもいいから「これを上回るものが欲しい」と思うんじゃないでしょうか。

実用的でオシャレなアイテム

・BOODY メンズ クルーネックTシャツ 3900円

ユニクロ「実は買ってはいけない5つのアイテム」…競合ブランドに“ユニクロ超えの名作“があった!
メンズ クルーネックTシャツ
 オーストラリアに本社があるエシカルブランドのBOODY。実は僕は着用率でいうならエアリズムを遥かに超えてこちらを愛用しています。エアリズムなどの化学繊維と異なりこちらはバンブーレーヨンを採用しています。

 原材料は天然由来で製造工程が化学的であることから、「化学繊維」ではなく「半合成繊維」と言われています。化学繊維と天然繊維の中間に位置するものです。そのため化学繊維のような耐久性、経年の変化が起きにくい安定性はありながら、風合いはシルクタッチで天然繊維のなめらかさがあり、また放湿性や消臭性などは原料である竹繊維の特徴から付与されています。

 実用目線だけでなくオシャレ目線でも、風合いはエアリズムをはるかに上回り高級ブランドの様な印象。着心地の良さから「猛暑に着ることができる唯一の黒T」なんて評価も。
クラシカルなジャストフィットモデルしかないのが玉に瑕ですが、このくらいの価格差でエアリズムを遥か超えるなら僕はこちらをおすすめします。

 以上、ユニクロを超えた逸品たちを紹介しました!

【MB】
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