自分の会社は、この先も生き残れるのか――。その答えは、業績や事業計画よりも「社長のキャラクター」を見ればわかるという。
業績が悪化した途端に「社員は家族」と言い出す経営者、不可解な人事異動を繰り返すトップ。そうした振る舞いは、会社が落ちぶれていく前兆かもしれない。さらに専門家は「社長の“顔”にも未来が表れる」と指摘する。会社選びの新たな判断軸を明かす。

「社員は家族」と語る経営トップは注意

会社が傾く前兆は“社長の顔”に出る。専門家が明かす危ない経営...の画像はこちら >>
自分の所属企業は落ちぶれていくか、否か――。その未来を見通すには、目先の利益や事業動向よりも、社長のキャラクターに注目したほうがわかりやすいかもしれない。

まずは業績が落ち込んだ際の経営者の振る舞い方だ。人事コンサルタントの平康慶浩氏は「経営トップが『社員は家族』などと言いだしたら、その会社は要注意」と話す。

「聞こえはいいですが、その言葉には『家長の俺のために働け』という強権的な意味合いも含まれます。そして“家族”相手には情が生じ、合理的な経営判断を下しづらい。『働かないおじさん』や過去の功労者を過度に重用したり、親族が突然入社したり、組織に歪みが生まれます。そのしわ寄せで働き盛りの40代を『人事部付け』のように謎の部署や、内向きなコンプラ部門などへ追いやる異動が増えると、組織はさらなる“役立たず”を生む悪循環から抜け出せなくなります」

社長の顔は思考や脳の状態の映し鏡

また、普段の振る舞いは取り繕えても、隠せないのが顔だ。「社長の“顔”を見れば会社の未来がわかる」と断言するのは、「観相学」の権威、岡井浄幸氏だ。

「よく“あの人は人相がいい”など言いますが、顔つきは遺伝的なものではなく、その人の思考や脳の状態が外部に表れたもの。
人間関係や社会生活、運とも深く関係します」

そこでまず注目すべきは、「経営者の額がどうなっているか」だという。

「額は知性や成功運の象徴で、生命エネルギーである“気”が出入りする重要な場所です。つまり額の状態によって、その人の考えがわかります。脳の前頭葉の働きと繫がっているので、そこが活発なら額は広くツヤが出ます。それに、広さの方向も重要です。左右に広い額は視野が広く、上下に広い額は思慮深い証し。逆に前髪で額を隠したがる人は自己開示を避けており、自信のなさや、他人を信頼していない心理の表れといえます」

また額に刻まれるシワも重要な指標になり得るとか。

「理想は額に3本のシワが平行に入っている状態。下のシワは社員や家族への愛情、真ん中は自己の信念、上のシワは社会貢献への意欲を表します。これらがバランスよく入っていれば、リーダーとしての資質がある証拠です」

人相は眉をチェックすべき

会社が傾く前兆は“社長の顔”に出る。専門家が明かす危ない経営者の特徴
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続いて眉は「本能や生命力、喜怒哀楽を表すセンサー」だ。

「眉もまた脳と直接関わっており、今現在のその人の在り方が表れます。『眉は噓をつけない』とも言われていて、額同様、眉毛を隠すような前髪をしている人は無意識に本心を悟られたくないと思っているとも言えますね。眉毛がない人を本能的に怖いと思うのも、これが作用しています。


眉の形も、毛が上向きに乱れているのは周囲に反発し、協調性のない表れ。眉が途中で切れているのはトラブルの兆候です。多くの有名事件の犯人の眉毛に注目してみると、凸凹になっていたり、途中で眉が抜けていたりしますよ」

肌のハリツヤも重要なポイント

そしてなにより重要なのが、肌のハリとツヤだとか。

「肌は自律神経と深く関わる部位。経営者の肌がくすんでいれば、ストレスで心身が疲弊しているサイン。調子が良く、自信がある人はテカテカしています。それを念頭に置いて、重要な商談の日は顔をテカらせていくといいですよ」

経営者に向く顔相は“ウシ顔”

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観相学では顔の輪郭や特徴を動物になぞらえ、8つのタイプに分類する。ここにもトップの適性が表れる。

「リーダーに最も適しているのが『ウシ顔』タイプ。歩みは慎重ですが安定感があり、先見の明を持っています。サル顔やキツネ顔は頭の回転が速いので、ナンバーツー向きです。ウマ顔は人がいい半面、過活動気味なので部下を率いるには不向き。ネズミ顔はチョロチョロ動き回るため、どっしり構えるトップの器ではありません」

岡井氏いわく「これからはまっとうに頑張ってきた人が報われる時代。経営者のマインドが正しく変われば、運気も上がり、“いい顔”になって表れるはずです」

くれぐれも社員の顔が曇らぬよう、経営者は顔に責任を持ってほしいものだ。


“ウシ顔”は粘り強さと人望がある器

リーダーに最もふさわしい相。四角い輪郭としっかりした顎とエラは「歯を食いしばって物事を成し遂げようとする努力の証し」(岡井氏)。大雑把な一面があるため補佐役は必要。

“サル顔”は行動と頭の回転が速すぎ

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ホームベース形の顔型。頭の回転が速く、情報や知識が豊富。話術に長ける切れ者だが、カリスマ性には欠ける。組織の「ナンバーツー」として活躍するのに適しているタイプ。

“キツネ顔”は計算高く考えが読めない

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逆三角形の顔型。常に計画的で冷静、損得勘定に長けるのがこのタイプ。感情をあまり表に出さないため、周囲からは理解されづらい一面も。サル顔に並んで補佐役に適している。

“ウマ顔”はいい人だが思い込み激しい

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面長の顔型。人が良く裏表はないが、一度思い込んだら一直線に突き進んでしまうため、部下が置いてきぼりに。営業などで自由に動き回るプレーヤー向き。

“ネズミ顔”は繊細で気が小さい

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どんぐり形の輪郭で、口元は小ぶり。
機敏だが、じっとしていることが苦手なのでリーダーには不向き。やや愚痴っぽい側面も。金運が良いので、組織では金庫番向き。

【人事コンサルタント 平康慶浩氏】
セレクションアンドバリエーション代表。アクセンチュア、日本総合研究所などを経て、現職。グロービス経営大学院客員准教授
会社が傾く前兆は“社長の顔”に出る。専門家が明かす危ない経営者の特徴
人事コンサルタントの平康慶浩氏

【占い師 岡井浄幸氏】
一般社団法人嘉祥流観相学会代表理事、大導師。藤木相元氏に師事し修行開始。’07年、高野山真言宗にて在家得度。芸能人も多数鑑定
会社が傾く前兆は“社長の顔”に出る。専門家が明かす危ない経営者の特徴
占い師の岡井浄幸氏
※週刊SPA!1月27日号より

取材・文/週刊SPA!編集部 イラスト/bambeam

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